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2021.04.15業務用エアコン導入ノウハウ

業務用エアコンは一般家庭で利用可能?一般家庭でも導入する方法を紹介

業務用エアコンは一般家庭で利用可能?一般家庭でも導入する方法を紹介

広いリビングや吹き抜けがあるなど、空調の効きが悪いと感じた場合「業務用エアコンを設置したい」と考えることがあります。

この記事では、業務用エアコンを一般家庭に設置できるのか、設置する際にどのような注意点があるのかを解説しています。ぜひ最後までご覧ください。

業務用エアコンを導入する前に注意したいこと

業務用エアコンを導入する前に注意したいこと

「業務用」という名前の通り、業務用エアコンは家庭用エアコンとはさまざまな面で異なります。設置する上での家庭用エアコンとの大きな違いを紹介します。

家庭用エアコンとは違い、動力用の三相200Vを利用する

最も大きな違いは、家庭用エアコンと業務用エアコンでは「電源が異なる」という点です。電源が異なるため電力会社との契約も異なります。家庭用の電力は「従量電灯」業務用の電力は「動力プラン(低圧電力)」という契約をする必要があります。

これは電気を送る方法に違いがあり、家庭用の電化製品に電気を送る方法は「単相」、業務用の大型電気機器に電気を送る方法は「三相」という名称です。三相の場合は電圧が200Vのため「三相200V」と呼ぶことが多いです。

業務用エアコンでは電力契約が異なります。しかし、業務用エアコンのために新たに動力プラン(低圧電力)の契約をすることは現実的ではありません。

法律上のルールとして使用する機器(エアコン)の設置や、ブレーカーなどの配線工事が完了していないと電柱からの引きこみ工事ができないからです。

単相200Vで設置できる機種も

しかし、業務用エアコンを家庭で設置できないというわけではありません。業務用エアコンは基本的に「三相200V」に対応した機種となりますが、家庭で使える「単相200V」を電源として使えるものがあります。

つまり、エアコンの機種によっては新たな電力契約を結ぶことなく、家庭に業務用エアコンを設置できるというわけです。

ここでの注意点は、家庭に単相3線式という方法で電気が引かれている必要があるところです。電力メータに「交流単相3線式」表示されていれば問題ありません。今の一般住宅はほとんどがこの形式です。

しかし、古い家屋だと30Aまでしか契約できない「単相2線式」というケースがあります。この際は電気工事店に依頼して電柱からの引き込み線を張り替える必要があります。

お部屋に合わせて業務用エアコンを選ぼう

お部屋に合わせて業務用エアコンを選ぼう

エアコン選びで重要なのは家庭用か業務用かではありません。あくまで部屋に合わせて最適なものを選ぶのが重要です。家庭用の壁掛けタイプと違って業務用エアコンにはさまざまな設置タイプがあります。

業務用エアコンの設置を検討するのなら出力だけでなく設置タイプも含めて考える必要があります。

業務用エアコンのタイプ

業務用エアコンは大きく分けて天井埋め込みタイプ・壁掛けタイプ・天吊りタイプ・床置きタイプ・ビルトインタイプ・ダクトタイプの6種類があります。

ビルトインタイプは吹き出し口と本体が分離しているもの、ダクトタイプは吹き出し口だけでなく吸いこみ口も分離しているものになります。

しかし、家庭では床置きタイプと壁掛けタイプ以外の業務用エアコンは基本的に新築・改築時でないと設置することは難しいと思われます。

既に完成している物件の場合は、梁のような天井裏の障害物の状況が分からず、機器や配管を設置するスペースが確保できないことが多いからです。

一般家庭に業務用エアコンを導入した際のメリットとデメリットとは

一般家庭に業務用エアコンを導入した際のメリットとデメリットとは

出力が強い業務用エアコンを家庭に導入することは大きなメリットがあります。しかし、導入に関しては注意点もあるのであわせて確認しておきましょう。

メリット

・出力の割に価格が抑えられている

業務用エアコンは、家庭用エアコンに比べ機能がとてもシンプルです。そのため同じ出力で考えた場合、家庭用エアコンよりも安価であることが多いです。

・室内のコンセントが不要

業務用エアコンは、室内にコンセントが不要なので設置場所をあまり選ばないというメリットがあります。電源はすべて室外機に直結するようになっています。

・耐久性に優れている

業務用エアコンはオフィスや飲食店、ホテルなどたくさんの人が出入りする環境でしっかりと室温を快適に保つことを前提に作られています。

強いパワーで稼働させることを前提とされているため家庭用エアコンより長持ちすることが多いです。

家庭用エアコンを複数台設置するよりも電気代がお得

エアコンは家庭用か業務用かに関わらず、スイッチを入れてから設定温度に達するまでに多くの電力を使います。設定温度に達するまでに時間がかかるほど消費電力は多くなるので、できるだけ早く設定温度まで到達することが電気代を抑える上で重要になります。

業務用エアコンは家庭用エアコンよりも風量が多いので、早く設定温度まで到達でき、結果的に電気代の節約につながります。

・メーカー保証期間が長い

家庭用のエアコンの保証期間が1年から5年であるのに対し、業務用エアコンは5年から長いものであると15年保証というものまであります。

デメリット

・設置費用が高額

業務用エアコンは家庭用エアコンに比べ、設置工事費が高額です。依頼する業者やエアコンの出力によって費用は異なります。

家庭用エアコンの場合、設置費用は壁掛け形床置き型天井吊り型のタイプによって設置工事費用は大きく異なります。

また取付業者によって設置工事費用はピンキリですので注意が必要です。必ず複数の取付業者から見積書を貰いましょう。設置までに手間がかかるのも業務用エアコンの注意点です。

まとめ

一般家庭でも業務用エアコンは設置できます。設置工事費の観点からは一概に業務用エアコンの方がよいと言えない場合もあります。

ご家庭にエアコンを設置する場合は「家庭用エアコンでは出力が不十分か」といった視点で考えてみるとよいでしょう。

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