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- ・業務用エアコンを長く利用する方法について
- ・業務用エアコンが故障しやすい環境や原因について
- ・業務用エアコンのメンテナンス方法
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夏や冬は欠かせない業務用エアコンですが、急に故障してしまうととても不便ですよね。
毎日利用する設備ですが、できることなら故障させずに長く使いたいところですが、長期間利用し続けるとどうして劣化が進み、内部の部品や性能が落ちてきてしまいます。
この記事では、業務用エアコンをできるだけ長く利用するための方法や故障の予防策を紹介しています。
エアコンに関する専門的な知識がなくても、自宅でできることに絞って解説してますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
業務用エアコンを長く利用するためには、定期的なメンテナンスやお手入れ、使用頻度や方法に関係します。
もちろん設置環境や条件によっても故障のしにくさは大きく変わります。
業務用エアコンは家庭用エアコンに比べると、とてもシンプルな機能だけが備えられています。
業務用エアコンは家庭用エアコンと比べて出力が強いもの。機能を絞ることで故障しにくくなっているわけです。
しかし、耐久性も寿命も長い業務用エアコンであっても、故障をしないわけではもちろんありません。
業務用エアコンが故障する原因の多くはメンテナンス不足によるもの。具体的な例をみていきましょう。
フィルターにホコリがたまると、エアコンの効きが悪くなるだけでなく異音や異臭の原因にもなります。
フィルターにほこりがたまると目詰まりを起こしてエアコンの効きが悪くなると、エアコンは「もっと強く風を送らないと」とフル稼働します。
長期間のフル稼働はエアコンに大きな負担をかけ、エアコンの故障につながります。
また、「エアコンの稼働音が大きい」、「聞いたことがない異音がすると」いった症状も汚れやほこりが原因であることがあります。
逆に汚れやほこりがないのに異音がしている場合は、エアコンのどこかが故障している可能性が高いです。
この場合は自分で原因を探ったり直そうとしたりせず、メーカーや業者に問い合わせるようにしましょう。
ホコリと同様に気をつけたいのがカビです。
エアコンにカビが繁殖していると、エアコンから出る風がイヤなにおいになり、ひどい場合はアレルギー反応等の体調不良を引き起こします。
特に飲食店や美容院など、接客を伴う業種の場合は、ニオイの問題があるとお客様の印象を大きく下げかねません。定期的にチェックもするようにしてください。
エアコンが故障する原因は、フィルターやエアコン内部のほこりだけではありません。
ほこり以外の原因を簡単に紹介します。
部屋が設定温度に達していないのに、室外機がそもそも動いていなければ故障の疑いが強いです。
また外に置いてある室外機は室内機と同様にほこりがたまりやすいものです。室外機背面のフィンにほこりがたまっていないかチェックしてみてください。
フィンは冷房時に熱く、暖房時は冷たいのが正常な状態です。もしそうなっていなければガス漏れの可能性が高いので早めに業者やメーカーに問い合わせるようにしましょう。
ただし、フィンは手を切るなど危険もございますので、十分注意してください。
また、意外とやってしまいがちなのが室外機の周りに物を置いてしまうこと。室外機の周りに物があると室外機の正常な運転の妨げになります。
室外機は屋外の空気を吸い込み、部屋から運ばれた熱とともに屋外に吹き出す役割があるので、周りに物があると吸込みの妨げや、吹き出した熱が室外機付近にたまってしまい、空調機の正常な運転をさまたげてしまうのです。
業務用エアコンの故障や不調はフィルターの汚れが原因であることもあります。業務用エアコンにおいて、フィルターは自分でもケアができる数少ない箇所です。
エアコンを故障させずに長く使うためにフィルター掃除の仕方を紹介します。
業務用エアコンであっても家庭用エアコンと同じようにフィルターを取り外せます。
外側のカバーを外せばすぐにフィルターがあるので、それを取り外して掃除します。カバーの外し方が分からない場合は、取扱説明書を参照するとよいでしょう。
外したフィルターの掃除は、まずホコリを掃除機で吸い取ってください。大量のホコリがある場合は、歯ブラシなどで軽くこすりながら水洗いするとよいです。
飲食店のエアコンだと、フィルターが油汚れのようになっていることが多いです。油汚れは水では落ちないので中性洗剤を使って水洗いするとよいでしょう。
洗ったフィルターは水気を払って陰干しし、完全に乾いてから元に戻してください。このときの注意点は直射日光に当てて乾かさないこと。特に真夏の強い日差しは、その熱でフィルターが変形してしまう恐れがあります。
早く乾かしたいときはタオルで水気を拭きとったり、ドライヤーや扇風機などで冷たい風を当てたりするとよいですよ。
業務用エアコンを故障させずに長く使うためには定期的な掃除が欠かせません。
フィルターの掃除や交換は定期的に行うとよいでしょう。
また、長年の使用でエアコン内部にたまってしまったほこりやカビは、自分で取り除くのは困難です。
2年に1度は、専門業者に依頼してエアコンのクリーニングを行うことをおすすめします。
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