2021.06.01業務用エアコン運用ノウハウ

長く使いたい!業務用エアコンが故障しにくくするための予防策とは

長く使いたい!業務用エアコンが故障しにくくするための予防策とは

夏でも冬でも欠かせない業務用エアコン。エアコン本体も設置工事にも大きな費用がかかるので、できることなら故障させずに長く使いたいですよね。

この記事では、すぐに実践できる業務用エアコンを故障させにくくするための予防策を紹介しています。エアコンに関する専門的な知識がなくても、自宅でできることに絞って紹介してますので、ぜひ参考にしてみてください。

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業務用エアコンが故障⁈その原因とは?

業務用エアコンが故障⁈その原因とは?

業務用エアコンは家庭用エアコンに比べると、とてもシンプルな機能だけが備えられています。業務用エアコンは家庭用エアコンと比べて出力が強いもの。機能を絞ることで故障しにくくなっているわけです。

しかし、耐久性も寿命も長い業務用エアコンであっても、故障をしないわけではもちろんありません。
業務用エアコンが故障する原因の多くはメンテナンス不足によるもの。具体的な例をみていきましょう。

ホコリ溜まり

フィルターにホコリがたまると、エアコンの効きが悪くなるだけでなく異音や異臭の原因にもなります。

フィルターにほこりがたまると目詰まりを起こしてエアコンの効きが悪くなると、エアコンは「もっと強く風を送らないと」とフル稼働します。長期間のフル稼働はエアコンに大きな負担をかけ、エアコンの故障につながります。

また、「エアコンの稼働音が大きい」、「聞いたことがない異音がすると」いった症状も汚れやほこりが原因であることがあります。

逆に汚れやほこりがないのに異音がしている場合は、エアコンのどこかが故障している可能性が高いです。この場合は自分で原因を探ったり直そうとしたりせず、メーカーや業者に問い合わせるようにしましょう。

カビの発生

ホコリと同様に気をつけたいのがカビです。エアコンにカビが繁殖していると、エアコンから出る風がイヤなにおいになり、ひどい場合はアレルギー反応等の体調不良を引き起こします。

特に飲食店や美容院など、接客を伴う業種の場合は、ニオイの問題があるとお客様の印象を大きく下げかねません。定期的にチェックもするようにしてください。

その他の原因

エアコンが故障する原因は、フィルターやエアコン内部のほこりだけではありません。
ほこり以外の原因を簡単に紹介します。

  • 冷凍サイクルの不具合
    冷凍サイクルとは、エアコンで冷たい空気や暖かい空気を作るための方法です。
    冷房にしているのに冷たい風が出ない、暖房なのにあたたかい風が出ないといった症状の場合は、冷凍サイクルがうまく働いていない可能性が高いです。
  • 室外機がうまく動作していない
    エアコンの不調や故障は、室内にあるエアコン本体だけでなく、室外機に原因があるパターンもあります。エアコンのフィルター掃除をしたのに改善が見られない場合は、室外機もチェックしてみてください。
    室外機でチェックするポイントは「動いているか」「汚れていないか」「周りに物が置いていないか」です。

部屋が設定温度に達していないのに、室外機がそもそも動いていなければ故障の疑いが強いです。

また外に置いてある室外機は室内機と同様にほこりがたまりやすいものです。室外機背面のフィンにほこりがたまっていないかチェックしてみてください。

フィンは冷房時に熱く、暖房時は冷たいのが正常な状態です。もしそうなっていなければガス漏れの可能性が高いので早めに業者やメーカーに問い合わせるようにしましょう。

ただし、フィンは手を切るなど危険もございますので、十分注意してください。

また、意外とやってしまいがちなのが室外機の周りに物を置いてしまうこと。室外機の周りに物があると室外機の正常な運転の妨げになります。

室外機は屋外の空気を吸い込み、部屋から運ばれた熱とともに屋外に吹き出す役割があるので、周りに物があると吸込みの妨げや、吹き出した熱が室外機付近にたまってしまい、空調機の正常な運転をさまたげてしまうのです。

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故障させない!長く使うための予防策

故障させない!長く使うための予防策

業務用エアコンの故障や不調はフィルターの汚れが原因であることもあります。業務用エアコンにおいて、フィルターは自分でもケアができる数少ない箇所です。

エアコンを故障させずに長く使うためにフィルター掃除の仕方を紹介します。

こまめにフィルター交換・掃除

業務用エアコンであっても家庭用エアコンと同じようにフィルターを取り外せます。

外側のカバーを外せばすぐにフィルターがあるので、それを取り外して掃除します。カバーの外し方が分からない場合は、取扱説明書を参照するとよいでしょう。

外したフィルターの掃除は、まずホコリを掃除機で吸い取ってください。大量のホコリがある場合は、歯ブラシなどで軽くこすりながら水洗いするとよいです。

飲食店のエアコンだと、フィルターが油汚れのようになっていることが多いです。油汚れは水では落ちないので中性洗剤を使って水洗いするとよいでしょう。

洗ったフィルターは水気を払って陰干しし、完全に乾いてから元に戻してください。このときの注意点は直射日光に当てて乾かさないこと。特に真夏の強い日差しは、その熱でフィルターが変形してしまう恐れがあります。

早く乾かしたいときはタオルで水気を拭きとったり、ドライヤーや扇風機などで冷たい風を当てたりするとよいですよ。

まとめ

業務用エアコンを故障させずに長く使うためには定期的な掃除が欠かせません。フィルターの掃除や交換は定期的に行うとよいでしょう。

また、長年の使用でエアコン内部にたまってしまったほこりやカビは、自分で取り除くのは困難です。2年に1度は、専門業者に依頼してエアコンのクリーニングを行うことをおすすめします。

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