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季節問わず年間を通じて稼働させている業務用エアコンですが、毎日稼働させていることもあり、どうしても故障や不調は突然にやってきます。
特に夏季や冬季で業務用エアコンが必要な時期の故障は困りますよね。毎日メンテナンスを行なっていれば異変に気づくこともありますが、なかなかそう簡単にできるものでもありません。
この記事は、突然やってきたエアコンの故障や不調が起こった場合の対処方法と、エアコンの効きが悪いときにすぐにできる対策方法について解説していきます。
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目次
エアコンと聞くと、室内機を気にしがちですが、室外機はエアコンの心臓とも言えるほど非常に重要な役割を担っています。
冷房時には室内の熱を、冷媒を使って、屋外へ逃がし、暖房時には室内に熱を送りこむのが室外機の役割です。室内機は冷房時に室内の空気を吸い込み、熱交換をして吹き出し口から冷たい風を出しています。
奪われた熱は室内機と室外機をつなぐ配管内を流れている冷媒によって室外機に運ばれます。室外機は屋外の空気を吸い込み、配管を通して運ばれた熱とともに屋外に吹き出しています。
冷房時には、室内機が暑い室内の空気を奪い、室外機がその熱を外に逃がすという繰り返しで室内が涼しくなるわけです。
暖房時には冷房と逆のことが起こっています。室外機には圧縮機が搭載されており、冷媒を圧縮して高温にし、配管を通して室内機に送り返します。
室内機は受け取った熱を室内の空気と熱交換し、温風として吹き出し部屋を暖めるという流れです。
エアコンの室内機と室外機には、どちらも熱交換器という部品が入っています。これは冷媒の熱を吸い込んだ空気と熱交換する役割があります。
冷房時には室内機の熱交換器で室内の熱を冷たい冷媒と熱交換させます。また熱交換により、温度が上がった冷媒は配管を通って室外機まで運び、室外機でまた冷媒の温度を下げます。
冷房・暖房にかかわらずエアコンにおいて室外機は非常に重要な役割を担っています。
室外機に不調が生じれば、エアコンの効きが悪くなったり、作動しなくなったりします。
室外機が動かなくなる原因となる行動についてご紹介します。
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室外機は屋外の空気を吸い込み、部屋から運ばれた熱とともに屋外に吹き出す役割があります。
つまり、冷房中は室内の空気の熱を逃がすという役割が室外機にあるわけです。
しかし、室外機の周りに物があると、上手く熱が逃がせなくなります。
熱い空気が逃げずにそのまま吸ってしまえば、室外機に負荷が大きくかかり、結果としてエアコンの効きが悪くなります。
室外機から冷房時には温かい風、暖房中には冷たい風が出ます。
きちんと風が出ているかもあわせてチェックをおすすめします。
エアコン内に充填されているガスが漏れていたり不足していたりするとエアコンが効かなくなります。
この場合は自然に直ることはないので業者に依頼して見てもらうことをおすすめします。
制御盤とは電気回路や電気機器が入っている箱のことで、エアコン内のコンピュータに当たる部分です。
制御盤が故障すると、エアコンに正確な命令が出せず、設定通りの動きをしなくなってしまいます。
部屋から運ばれた熱とともに屋外に吹き出す役割を担っているのがファンモーターです。
ファンモーターが故障すると、異音や運転をしたがファンモーターが回らないなどの症状がでます。この場合は自然に直ることはないため、業者に依頼して見てもらうことをおすすめします。
室外機を長持ちさせるためには設置の仕方と設置場所が重要になります。
ここでは、室外機へ負荷がかかりにくい設置方法と設置場所をご紹介していきます。
室外機は水平に取り付けなければいけません。
そのため、不安定な場所に無理矢理設置してしまうと異音がしたり、故障にもつながってしまいます。
室外機周辺は一定のスペースを確保することで排気と給気がスムーズに行われるようになります。
障害物でふさがっていないか、壁と一定のすき間があるかをチェックしてみてください。
背面部の熱交換器にホコリやゴミがたまっていると通気性が悪くなるため、業者に依頼して定期的に清掃することもおすすめします。
室外機と室内機との距離が遠いと、エアコンの性能に影響があります。
配管が長くなるだけ能力が通常の能力と比べ、落ちていってしまいます。
適した場所に室外機が置けない場合は、以下のような方法で対処できます。
エアコンを長持ちさせるためには、室内機だけでなく室外機についても配慮する必要があります。
適した場所に適した方法で室外機を設置することで、パフォーマンスを落とすことなく長く使えるようになります。
室外機から異音が出ている場合や、室内機から冷たい風や温かい風が出てこなければ室外機周辺を確認してみることも必要です。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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