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梅雨が明ければ本格的な夏が待っています。真夏日や猛暑日と呼ばれるような日が続く夏において、エアコンはもはや生活必需品と言ってよいでしょう。エアコンの重要性は、家庭だけでなくオフィスや店舗でも同様です。
この記事では夏に備えて業務用エアコンのメンテナンスを行う時期や、その方法について解説しています。自分で実施できる不調のチェックやメンテナンスの仕方も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
オフィスであれ店舗であれ、業務用エアコンを設置する場所はたくさんの人が出入りします。多くの人の出入りがあれば、それだけエアコン本体にホコリや汚れがたまりやすくなってしまうものです。
また、飲食店など調理による熱が発生する場所では蒸気や煙に油が含まれるので、なおさら汚れやすく、汚れもガンコになります。
エアコンの汚れは、エアコンの不調や故障の主な原因です。故障を防ぐためには、自身で行えるフィルター掃除に加えて、業者に依頼してクリーニングを実施することが重要だと言えます。
本格的に暑くなると、エアコンの設定温度を下げたり、稼動時間が長くなったりします。つまりエアコンへの負担は夏前に比べると大きくなるわけです。
その結果、夏はエアコンの不調や故障が多発する時期となっています。
エアコンは設定温度に達するまでに多くの電力を使用するので、外気と室温の差が大きくなる真夏は夏前と比べると消費電力が大きくなります。
消費電力が大きくなれば電気代だけでなく、エアコンにかかる負荷も大きくなるわけですので、その分壊れやすくなるのです。
夏はエアコンが壊れやすい時期ですので、エアコンを修理する業者の繁忙期となります。
そのため、仮に夏本番になってエアコンを本格稼働させたときに故障や不調が発覚しても、業者が忙しく、点検や修理をすぐにはしてもらえないことが多いです。
また、繁忙期であることを理由に出張費や作業費が高くなっていることもあります。
店舗やオフィスなどのエアコンが必須の状況で、エアコンが壊れてしまうことほど避けたいことはありません。飲食店であれば冷房が効いていないとなれば、それだけで客足が遠のいてしまうことも考えられます。
オフィスであれば、クールビズで服装を涼しいものに変えても限界がありますし、暑さのせいで作業効率が落ちてしまいます。
エアコンは機械ですから、いつかは壊れてしまうものです。しかし、真夏に壊れてしまうことだけは避けなくてはなりません。
そのためにできることが「メンテナンス」なのです。
本格的に暑い季節になる前にぜひ行っていただきたいのが、夏の暑い日を想定した試運転です。
暑い日を想定した試運転をすることで、冷房使用時のエアコンに不具合が起きていないかをチェックするわけです。
夏前に行っていただきたい試運転は「設定温度を最も低くして40分稼動させる」です。夏を想定した試運転ですので、もちろん冷房モードで行うようにしてください。
試運転を行う時期は、少し暑くなってくる5月ごろがおすすめです。
試運転を始めて10分経ったら、エアコンから冷風が出てきちんとエアコンが効いているかの確認と、エアコンの異常を知らせるランプが点滅していないか、壁に設置してあるリモコンにエラーコードは表示されていないかを確認してください。
問題がなければそのまま30分運転させ続け、再度エラーコードやランプのチェックと、室内機から水がこぼれていないかを確認してください。
エラーコードはもちろんですが、室内機から水が出ることもエアコンに不具合が出ているサインです。
通常考えられない挙動や、何らかの症状があるならメーカーサイトや取り扱い説明書を見て、エラーコードの内容確認やメーカーが推奨している対応策を実施してください。
不具合が直りそうになければメーカーや業者に依頼して修理してもらうことを確認しましょう。
不具合が出てすぐに業者に連絡をすれば、夏になる前の試運転時に迅速に修理ができ、最悪の事態は避けられます。
試運転は5月初旬などの早めに行ってください。
少し暑さを感じるかな?という時期に行うとはいえ、実際の真夏の暑さの中でエアコンを動かすことに比べればエアコンにかかる負担も少なく、エアコンの点検・修理業者の繁忙期を避けることにもつながります。
そのため、試運転では大きな問題が起きないこともあります。
しかし、エアコンから異音がする、エアコンの効きが少し悪い気がするといった小さな違和感があれば、早めにメンテンナンスの依頼をするようにしてください。
勘違いであればそれに越したことはないですし、問題が大きくなる前の早期発見となるかもしれません。
耐久性の高い業務用エアコンであっても、経年劣化で故障しやすくなります。毎年のように修理が必要になるのなら、機器の寿命という可能性もあります。
度重なる修理よりも、買い替えの方が長い期間で見ればお得になることも多いです。
エアコンの省エネ性能は年を追う毎にどんどん向上しています。10年以上前の機種と比べると、最新機種は消費電力が半分になっていたということもあります。
また、長く使ってガタが来ている状態だと、エアコンの性能自体が落ちている可能性もあります。
エアコンは設定した温度に室温を合わせようとする際に大きく電力を消費しますが、性能が落ちて設定温度に達するまでの期間が長くなれば、それだけフル稼働で動いている時間も長くなり光熱費が高くなってしまいます。
業務用エアコンの寿命は大切に使用して10年~15年とされています。
購入から10年以上経ち「故障や不具合がひんぱんに発生する」、「電気代が以前より高くなってきた」といった症状があるならば買い替えを検討する時期だといえるでしょう。
夏にエアコンを使用する予定があるのでしたら、かならず早いうちに試運転を行ってください。
買ったばかりだから大丈夫、ずっと壊れていないから大丈夫と思っていても、近年の想像以上の暑さの前ではこれまで以上にエアコンのメンテナンスが重要になっています。
ぜひ早めのメンテナンスを実施するようにしてください。
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