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2021.04.25業務用エアコン運用ノウハウ

業務用エアコンの24時間稼働は電気代が高い?

業務用エアコンの24時間稼働は電気代が高い?

エアコンはこまめに消すよりもつけっぱなしの方が、消費電力が抑えられて電気代が安くなると聞いたことはありませんか?

この記事ではその説が正しいのかどうかについて、さまざまな観点から検証しています。

業務用エアコンの電気代を抑えるためのポイントについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

業務用エアコンが1時間で消費する電力

業務用エアコンが1時間で消費する電力

業務用エアコンは、家庭用エアコンよりも出力が大きく、消費電力も多いです。基本的には電気代の計算方法は家庭用エアコンと同様で、消費電力(kw)と電力量料金(円/kwh)、使用時間(h)で求められます。

計算式は、

「電気代(円)=消費電力(kW)×電力量料金(円/kWh)×時間(h)」です。

電力量料金とは電気料金の単価にあたるもので「1kwhあたりの電気料金」を表します。

電力会社のホームページと契約内容を照らし合わせると、電力量料金として「1kWhあたりの電気料金」が記載されています。そして「1kWh」とは「1時間当たりの電力量」のことです。

馬力によって1時間で消費する電力が異なる

家庭用エアコンでも業務用エアコンでも機種によって出力が異なり、電気料金も一概に「1時間あたりいくら」とは言えません。電気料金を抑えたいと考えるのならまずはエアコンの出力について知っておく必要があります。

家庭用エアコンで出力は「kw」で表されます。また「〇畳用」のような表記があるのでそれを目安に購入することも多いですよね。

一方で業務用エアコンの多くは出力を「馬力」で表します。馬力をkwに換算すると、1馬力は約2.8kwに相当します。

とある有名メーカーの家庭用エアコンを例にすると、10畳用のものだと出力は2.8kw、12畳用のものでは3.7kwとなっています。

対象とする畳数が2倍になってもkw数が2倍になるわけではないので少し比較がしづらいですが、1馬力が2.8kw相当であることからすると、ある程度広い部屋用の家庭用エアコンでも2馬力にも達しないことが分かります。

業務用エアコンは1.5馬力から10馬力のものまでありますので、家庭用エアコンと比べるとパワーに大きな差があると言えます。

エアコンつけっぱなしで夏場と冬場ではどちらが電気代が高くなるのか

エアコンつけっぱなしで夏場と冬場ではどちらが電気代が高くなるのか

エアコンの電気代は夏と冬のどちらが高くなるかご存じでしょうか。高くなる理由とともに確認していきます。

外気温と室温の気温差が大きい冬場が最も電力を使う

エアコンはスイッチを入れてから設定温度に達するまでに電力を多く使います。そのため設定温度と外気温に差があればあるほど電気使用量も多くなります。

夏場であれば設定温度と外気温の差は5℃程度ですが、冬場は地域に10℃以上になることも珍しくありませんよね。節電が強くさけばれるのは夏場なので意外に思われるかもしれませんが、冬場の方が電力消費が多く、電気代も高くなるのです。

冬場の方が電力消費が多いのに夏場のように節電が話題にならないのは1日のなかでの時間帯による電力使用量の違いが理由です。

冬場は夏場と比べて1日の電力使用量が比較的フラットであるのに対し、夏場は1日の気温の上昇に合わせて電力使用量が高まり、ピーク時の電力使用量は冬場よりも2割ほど高くなるとされています。

電力の需要が想定以上に増大すると供給が追い付かなくなり停電する可能性が高まるので、夏は特に節電の徹底が求められるのです。

そもそもエアコンをつけっぱなしは良いのか?

そもそもエアコンをつけっぱなしは良いのか?

程度にもよりますが、エアコンをつけっぱなしにすることは電気代の観点だけで言えば効率がよいことがあります。

エアコンはスイッチを入れてから設定温度に達するまでに電力を多く使い、設定温度に達してから室温をキープする際にはあまり電力を消費しません。

そのため、照明器具のようにこまめにスイッチをつけたり消したりするよりは、つけっぱなしの方がよいことが多いです。

とはいえ、必要なタイミングだけエアコンを使用するのと、24時間つけっぱなしにするのでは後者の方が総合的な電力使用量は多くなるでしょう。

もちろん部屋の広さや構造、天井の高さなどによって異なりますが1日のうちに人がいない時間が数時間あるのなら、そのときはスイッチを切った方がよいと言えます。

逆に言えば警備会社のオフィスやコンビニなど、24時間部屋に人がいたり、ひんぱんに出入りしたりする状況なら、適温になったら一旦エアコンを切り、また暑く(寒く)なったらエアコンをつけるよりは24時間つけっぱなしの方がよいと考えられます。

しかし、24時間エアコンをつけっぱなしにすると、エアコンへの負荷は大きくなります。24時間つけっぱなしにしなくてはならない状況なら、なるべくこまめな清掃やメンテナンスをするのが望ましいです。

まとめ

業務用エアコンは出力が大きく、電気代も高くなりがちです。しかし、消費電力の面ではあまりこまめにスイッチをつけたり消したりするのもよくありません。

電気代を抑えるためには、スイッチを入れている時間だけでなく他の点も考慮しなければなりません。

たとえば設定温度を1℃変えると消費電力は10%も変わると言われていますし、目詰まりしたフィルターを掃除するだけでもエアコンの効きがよくなり電気代の節約につながります。

また、機種によって省エネ性能にも差があります。業務用エアコンの電気代を抑えたいのなら、ぜひさまざまな面からアプローチしてください。

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