2022.03.18業務用エアコン運用ノウハウ

業務用エアコンの電気代を安くする節約術を紹介

業務用エアコンの電気代を安くする節約術を紹介

部屋を快適な温度にしてくれる業務用エアコンは、オフィスや店舗にとって欠かせないものですが、稼働時間が長いため、電気代が気になるところです。

当記事では業務用エアコンの電気代を節約するためにできることをご紹介します。

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業務用エアコンは家庭用と比べて電気代は高い?

業務用エアコンは家庭用と比べて電気代は高い?

業務用エアコンと家庭用エアコンの最大の違いは出力(馬力)の大きさです。

面積が広い場合や厨房のように熱源のある部屋を快適に保つためには、出力の高いエアコンが必要になります。

出力の大きさは稼働させるために必要な電力に比例するため、家庭用エアコンと比較すれば業務用エアコンの電気代は高くなります。

しかし、電気代を抑えようとして出力の低い家庭用エアコンを広いオフィスや店舗に設置しても、部屋を冷やしたり暖めたりするのには時間がかかりますし、出力が室内の広さに合わず快適な温度に達しにくい状況になってしまいます。

また出力が低ければ常にフル稼働することになるので消費電力は大きくなり、かえって電気代が高くなる場合もあります。

室内を快適な温度にし、電気代を抑えるためにも広さや用途に合わせたエアコン選びが重要です。

業務用エアコンを節約しながら稼働させる方法

業務用エアコンを節約しながら稼働させる方法

電気代を節約しながら業務用エアコンを使用する方法について解説をしていきます。

すぐに実践できますので、ぜひお試しください。

エアコンのフィルター清掃について

業務用エアコン本体に問題がなくても、フィルターがほこりで目詰まりしているだけで通気性能が低下し、本来必要な量の給気ができず過剰に稼働してしまうことによって、電気代が高くなります。

家庭用エアコンも同様に、フィルターは自分で取り外して清掃することが可能です。

月に1回ほど定期的にフィルターに掃除機をかける、水洗いをするなどして清潔に保つことで電気代を抑えることができます。

フィルターを掃除してもエアコンの効きが悪いなと感じたら、コンプレッサーなどの故障も考えられます。

しばらく稼働しても改善しない場合は、エアコンの修理業者に点検依頼することをおすすめします。

エアコンの調子がおかしいなと感じたら、早めに清掃や点検、メンテナンスを検討してみてください。

参考サイト:エアコンの洗浄をする前と後の温度の違いを比べてみました!

エアコンの設定温度について

設定温度も電気代に大きく関わります。夏は設定温度を1℃上げ、冬は1℃下げることで、消費電力が10%抑えられると言われています。

また、節電のためにはこまめにスイッチを切らずに、風量を自動にし、稼働させ続ける方が消費電力を抑えることができます。

風量の自動調節は、実は無駄のない設定なのです。

自動運転にすると、設定温度に達するまでは急風や強風、設定温度に達したら自動的に微風や弱風になり、状況に合わせて自動的に風量を調整してくれます。

エアコンは設定温度に達するまでが一番電力を消費しますので、なるべく早く設定温度に到達させることが節電につながります。

もし自動調整機能が備わっていない場合、エアコンのつけ始めは強風に設定し、室内が快適と感じるようになったら微風や弱風に切り替えましょう。

また、室内が設定温度に達していたとしても、エアコンのスイッチをこまめに消すことは避けましょう。スイッチを切ってしまうと、せっかく調整した室温が変化してしまい、再び暑くなったり、寒くなってしまいます。

再度エアコンを稼働させ、部屋を冷やしたり暖めたりするためには多くの電力消費が必要になり、電気代が高くなってしまいますので、室内に長時間滞在する場合はエアコンはつけっ放しの方が節電になります。

参考サイト:エアコンの設定温度ではない!国が定める適切な室温とは?

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省エネな業務用エアコンの導入

エアコンの省エネ技術は日々進化しており、古い機種と最新機種を比べると電気代が年間で数万円から十数万円は変わってくる場合もあります。

まず目安として、設置から10年経っている場合は最新機種への買い替えをおすすめします。

年間の電気代を考慮すると、買い替えた方がかえってお得になる場合もあります。

参考サイト:空調を上手に使う事で省エネと節電に効果大!今から実践できる省エネ対策!

室外機の設置場所

室外機は背面(壁側)に空気の吸い込み口があり、正面に吹き出し口があります。

冷房時は、室内機で室内の空気を取り込み、熱交換器を経由して熱だけを取り、冷たい空気を吹き出しています。

その際に取った熱は室内機と室外機をつなぐパイプを通り、その後室外機を通って排出されます。

ところが室外機の周りに物があると空気の通り道が塞がれ熱が溜まりやすくなり、熱い空気が室外機の周りに滞留してしまいます。

熱い空気が室外機の周りにたまると、室外機は排出したばかりの熱い空気を再び背面から吸い込んでしまいます。

これがエアコンの負荷となり、冷却能力の低下や故障につながります。

室外機が原因での故障を防ぐためには、室外機の設置場所や周りに物を置かないように注意しましょう。

また、直射日光が当たりにくく、風通しのよい場所に設置できるのがベストです。

まとめ

業務用エアコンの電気代を節約するためにできることはたくさんあります。

節電することによって、エアコンへの負荷軽減になります。

エアコンの負荷を減らすことができれば、電気代を抑えるだけでなく、エアコンの効きをよくしたり、寿命をのばしたりすることにつながります。

まずは簡単にできる設定温度の調節や、フィルター清掃から試してみてください。

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