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2021.11.12業務用エアコン導入ノウハウ

高機能換気設備を補助金で導入してインフルエンザ対策を

高機能換気設備を補助金で導入してインフルエンザ対策を

冬が近づくと空気の乾燥に伴い、風邪やインフルエンザが気になる季節です。

寒い時期は部屋が閉めっぱなしになることが多く、換気が行われないことでインフルエンザにかかりやすくなるとされています。

インフルエンザ対策に重要となる換気は、換気設備を用いることで効率化できます。

この記事では、インフルエンザ対策や、換気設備、導入時の補助金についてまとめています。

高機能換気設備(全熱交換器)と通常の換気設備との違い

高機能換気設備(全熱交換器)と今までの換気装置との違い

換気とは空気の入れ換えを行うことです。

窓を開けての換気や換気扇等の機械を用いた換気など、方法はさまざまです。

換気の重要性は理解していても、寒い冬の時期に換気をすると冷たい風が部屋に入ってくるのが嫌だという方も多いでしょう。

そんなときにおすすめなのが、高機能換気設備です。

高機能換気設備は、外気と室内の空気を入れ換えるだけではなく、熱交換システムが搭載されているのが大きな特徴です。

高機能換気設備(全熱交換器)の性能

高機能換気設備は、夏は冷房で冷えた室内の空気を利用して外気を冷やし、冬は暖房で暖まった空気を使用して外気を暖めるという仕組みになっています。

そのため室内の温度を保ったまま換気できるという大きなメリットがあり、室内の温度を保てることで、空調効率はよくなります。

また、窓を閉めたまま換気ができるため防音効果も得られます。

インフルエンザ対策と高機能換気設備(全熱交換器)

インフルエンザウィルス対策と高機能換気設備(全熱交換器)

ここからはインフルエンザと換気の関係について確認していきます。

”インフルエンザ”とは

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスが原因で起こる感染症です。

ウイルスが、口や鼻、目の粘膜から体内に入ることで細胞に侵入して急激に増殖します。

1、2日の潜伏期間を経て、発熱や頭痛、関節痛、全身の倦怠感などの症状が現れ、その後、咳や鼻水などがみられることが多いです。

免疫力の低い子どもや高齢者の場合には、肺炎や脳症などの合併症を引き起こすこともあるため特に注意が必要とされています。

参考サイト:【医師監修】冬場のエアコンの使用はインフルエンザの感染リスクを高める!? 適切な温度・湿度管理について
https://www.kenei-pharm.com/general/learn/influenza/5281/

インフルエンザウィルスが好む環境

インフルエンザウイルスは増殖するために好む温度や湿度の環境があります。

特に低温で乾燥した空間の場合はインフルエンザウイルスの活動が活発になり、感染力を保持しやすいため、感染リスクも高まると考えられています。

一方で高温多湿の環境では、インフルエンザウイルスは活動が鈍くなります。

過去の実験によると
温度7〜8℃で湿度20〜25%の場合、6時間後のウイルス生存率は63%、湿度を49〜51%に上げると生存率は42%に、81〜82%では35%に低下したというデータがあります。

さらに温度20.5〜24℃で湿度20〜25%の場合、6時間後のウイルス生存率は66%だったものの、湿度を49〜51%に上げると生存率は3〜5%まで落ちています。

最後に温度が32℃の場合は、湿度が49〜51%以上の環境で6時間後のウイルス生存率はほぼ0%という結果になっています。

空気が乾燥しやすく、気温も低い冬はインフルエンザウイルスにとって理想的な環境といえます。

参考サイト:インフルエンザウイルスの寿命は湿度で決まる
https://weathernews.jp/s/topics/202001/230225/
 
参考サイト:【医師監修】冬場のエアコンの使用はインフルエンザの感染リスクを高める!? 適切な温度・湿度管理について
https://www.kenei-pharm.com/general/learn/influenza/5281/

インフルエンザウィルスの生存率を下げる方法

インフルエンザを予防するためには、インフルエンザウイルスが活動しにくい環境を作ることが重要です。

室温は暖房によって上げられますが、乾燥を防ぐために加湿器も一緒に使用するのがおすすめです。

では、換気の必要性はどうでしょうか。

インフルエンザ対策として換気の重要性は耳にしたことがあるかと思います。

換気を行うのは、窓を閉め切ったままでは空気が循環されず、空気中のウイルス濃度が上がり、空気感染のリスクが高まることを防ぐためです。

インフルエンザウイルスは飛沫感染・接触感染・空気感染という3つの感染ルートがあります。

飛沫感染は、インフルエンザに感染している人の咳やくしゃみに含まれるインフルエンザウイルスを吸い込んでしまうことによる感染です。

咳やくしゃみをすると、半径1.5メートル以内の距離にいる人の鼻や口、目からウイルスが侵入し感染することがあります。

接触感染は、ウイルスが付着した手でドアノブや電車のつり革などをさわってしまい、その手で飲食をしたり、鼻や口をさわったりことで感染するものをいいます。

空気感染は、感染した人と同じ室内にいる人が空気を介して感染するものです。

直接飛沫を吸い込まなくても、インフルエンザウイルスが感染力を長時間保ちやすい環境であると、空気を介して感染してしまうといわれています。

高機能換気設備を用いることによって、効率よく換気をすることができます。

厚生労働省が発表している「冬場における『換気の悪い密閉空間』を改善するための換気の方法」によれば、商業施設においては以下のような換気方法が推奨されています。

「窓を開けて換気する場合」
・居室の温度及び相対湿度を 18℃以上かつ 40%以上に維持できる範囲内で、暖房器具を使用しながら一方向の窓を常時開けて、連続的に換気を行うこと

・居室の温度及び相対湿度を 18℃以上かつ 40%以上に維持しようとすると、窓を十分に開けられない場合は、窓からの換気と併せて、可搬式の空気清浄機を併用すること

「機械で換気する場合」
・機械換気設備等の外気取り入れ量等を調整することで、必要換気量(一人あたり毎時 30㎥)を確保すること

・居室の温度及び相対湿度を 18℃以上かつ 40%以上に維持すること

高機能換気設備については以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

高機能換気設備と通常の換気設備との違いを解説

参考サイト:インフルエンザウイルスの寿命は湿度で決まる
https://weathernews.jp/s/topics/202001/230225/
 
参考サイト:【インフルエンザはこうして流行する】インフルエンザの感染経路
https://www.meiji.co.jp/influ-navi/prevention/detail02.html
 
参考サイト:冬場における「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15102.html

補助金を利用して高機能換気設備(全熱交換器)を導入しよう

補助金を利用して高機能換気設備(全熱交換器)を導入しよう

高機能換気設備の導入には国や自治体の補助金が設置されています。

ここでは都内事業者向けの補助金制度を2つ紹介します。

中小規模事業所向け省エネ型換気・空調設備導入支援事業

東京都は、都内で中小規模事業所を所有、又は使用する中小企業者等に対し、高効率な換気設備と空調設備(更新のみ対象)の導入に要する費用の一部を助成する補助金制度を設けています。

助成額は助成対象経費の1/2(上限額:1000万円)で、受付期間は令和4年2月28日(月)となっています。

詳しくは下記サイトをご覧ください。

参考サイト:「東京都地球温暖化防止活動推進センター」
https://www.tokyo-co2down.jp/subsidy/vent

中小企業等による感染症対策助成事業

こちらは新型コロナウイルス完成拡大予防のための取り組みに対して設けられた補助金です。

都内の中小企業者等に対し、業界団体が作成した新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン等に基づいて行った取組費用の一部について助成金が受け取れます。

助成額は助成対象経費の2/3以内(千円未満切り捨て)で、換気設備の設置に関しては最大200万円が受け取ることができます。

申請期限は令和3年12月31日(金)です。

詳しくは下記サイトをご覧ください。

参考サイト:「東京都中小企業振興公社」
https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/kansentaisaku.html

まとめ

インフルエンザ対策の一環として換気は有効な手段です。

補助金や助成金制度を利用することで、費用を抑えながら導入できます。

ReAirでは環境に合った最適な空間作りをご提案させていただきます。

高機能換気設備をご検討の方は、お気軽にお問い合わせください。

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