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空調を稼働させるとつい、換気することを忘れがちになってしまいます。
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しかし、せっかく空調機器で快適な室温にしたとしても、窓を開けて換気してしまうと、室温が変動してしまい、寒くなったり、暑くなってしまうことがあります。
換気に対する重要性に注目が集まる近年では、室内をしっかりと換気しながら、室温も維持したいという声が高まっています。
今回は窓を閉めたまま室内の空気を効率的に入れ替える全熱交換器において、代表する2機種「ロスナイ」と「ベンティエール」の特徴について紹介していきます。
目次
全熱交換器(高機能換気設備)は、外気を取り込む給気と、室内の空気を外に逃がす排気の両方を1台の機械で行うものです。
換気が効率的に行われることに加え、熱交換システムも搭載されている点が、換気扇など通常の換気設備との違いです。
通常の換気設備では、真夏の場合、外の暖かい空気が室内に入り、室内の冷えた空気が排出されるため冷房の効率が悪くなります。
冬の場合でも同様に、外の冷えた空気が入り、室内の暖まった空気が排出されてしまいます。
一方で熱交換システムが搭載された全熱交換器の場合は、夏は室内の冷えた空気を排出する際にその冷たさを給気に移し、冬は暖まった空気を排出する際にその熱を給気に移す仕組みになっています。
そのため、室内の温度を保ったまま換気できるという大きなメリットがあります。
また、給気も排気も1台で行うため、窓を開けずに換気ができるという特徴もあり、室外や室内などの騒音を気にしなくてよいというメリットにもつながります。
全熱交換器の代表機種の1つであるロスナイは三菱電機の製品です。
1970年に世界で初めて、紙でできた熱交換形換気機器として誕生しました。
機械で強制的に換気を行い、室内の温度・湿度をムダにせず、また、給気口側にはフィルターが設置されているため、ホコリや花粉を室内に入れずに綺麗な空気だけを取り入れられます。
◇参考サイト:ロスナイとは|三菱電機 空調・換気・衛生
ロスナイと人気を二分する全熱交換器「ベンティエール」はダイキンの製品です。
夏や冬でも外気を室温に近い温度にして取り込み、高い温度交換率でエアコンの消費電力を抑えてムリのない節電を実現します。
一般的な普通換気扇と比べて約20%も省エネになる計算で、エアコンの負担も低減し、「快適」「省エネ」を両立できます。
全熱交換換気モードと通常換気モードが搭載されているため、春や秋は熱交換をしない換気も可能です。
◇参考サイト:【高機能換気設備】全熱交換器ユニット ベンティエール | 業務用換気機器(全熱交換器) | ダイキン工業株式会社
全熱交換器であるロスナイとベンティエールは、換気の仕組みが大きく異なるわけではありません。
細部の違いはあるものの、基本的な換気の仕組みは同じです。
全熱交換器による熱交換は、エアコンによって冷やされた(暖まった)室内の空気を排気する際に、給気する空気に移して行われます。
全熱交換機では空気を混ぜ合わせて熱交換を行うのではなく、給気と排気の通り道が分かれており熱だけを交換する仕組みになっています。そのため室内の空気が汚れてしまう心配はありません。この仕組みはロスナイもベンティエールも共通です。
温度変化を抑えた換気が可能なので、エアコンの冷暖房運転への負荷を減らし、省エネにもつながります。また、給気口にフィルターが取り付けられているため、外からの花粉やホコリなどを取り除きながら給気します。
そのため、室内をクリーンな状態で維持することができます。
ロスナイとベンティエールには天井埋込形や天井カセット形、床置き形など様々なタイプがあります。どちらも機種によっては後付けが可能です。
ReAirでは、換気設計時に厚生労働省が推奨する「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気方法を基準に算出しております。
ウイルス対策はもちろん、室内の環境改善等でお困りごとがございましたら、是非お気軽にお申し付けください。
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