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2021.04.27業務用エアコン導入ノウハウ

高機能換気設備と通常の換気設備との違いを解説

高機能換気設備と通常の換気設備との違いを解説

この記事では現在、新型コロナウイルス対策として注目を集める「高機能換気設備」について詳しく解説しています。通常の換気設備と何が違うのか、どのようなメリットがあるのかを1つずつ解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

高機能換気設備とは

高機能換気設備について考える際に注目したいのは「何が高機能なのか」ということです。

換気とは新鮮な外気を取り入れる「給気」と、淀んだ空気を外に出す「排気」がセットになったものです。高機能換気設備は給気と排気を1台の機械で行うことに加えて、熱交換システムが搭載されていることが大きな特徴となります。

通常の換気だと夏の場合は外の生ぬるい空気が室内に入ってくる、冬の場合は冷たい空気が室内に入ってくるといったデメリットがあります。しかし熱交換システムが搭載されている高機能換気設備の場合は、このような弊害を受けません。

夏は室内の冷えた空気を利用して入ってくる外気を冷やし、冬であれば暖まった室内の空気を利用して、冷たい外気を暖めてから室内に入れる仕組みになっています。給気と排気の熱を交換するので「熱交換システム」というわけです。

熱交換は、室内の冷たい(暖まった)空気を排気する際に給気する空気に移して行われます。このときに気になるのが「きれいな空気と汚れた空気が混ざってしまうのではないか」という点ではないでしょうか。

熱交換システムでは空気を混ぜ合わせて熱交換を行うのではなく給気と排気の通り道が分かれており熱だけを交換するようになっているので、室内の空気が汚れてしまう心配はありません。

一般的な換気設備の見込まれる効果は

換気設備と聞くと室内の空気を外に逃がす換気扇をイメージするでしょうが、換気扇は正確に言えば排気のための設備です。

換気とは給気と排気がセットになって空気を入れ換えるものですので、建物には排気の設備だけでなく給気の設備も設置されています。

この項では熱交換システムが搭載されていない一般的な換気設備の効果について紹介します。

換気設備には3種類ある

機械を使って換気を行う設備には以下の3パターンがあります。

  • 給気も排気も機械で行う
  • 給気だけ機械で行い排気は排気口から自然に行う
  • 給気は給気口から自然に行い、排気は機械で行う

上から順に「第一種換気設備」「第二種換気設備」「第三種換気設備」と言われています。ちなみに熱交換器を搭載した高機能換気設備は、給気も排気も機械で行いますので「第一種換気設備」が発展したものとなります。

換気を行うことの効果は、汚れた空気を外に排出し綺麗な空気で室内を満たせることです。

自然に給気や排気を行うよりも、機械を使った方がその効果は高くなりますので、給気も排気も機械で行う第一種換気設備は、換気をする上では理想的だと言えます。

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高機能換気設備の見込まれる効果

高機能換気設備では、換気が効率的に行えることに加えてさまざまなメリットがあります。熱交換システムの搭載されていない通常の換気設備との違いに着目して確認していきましょう。

通常の換気設備では、真夏の場合、外の暖かい空気が室内に入り、室内の冷えた空気を排出するため冷房の効率が悪いです。これは冬の場合でも同様で、外の冷えた空気が入り室内の暖まった空気を排出してしまいます。

とはいえ淀んだ空気を室内にとどめておくことは健康面で推奨はできません。通常の換気設備では空調効率が悪く、光熱費が高くなるという大きなデメリットがあります。

一方で高機能換気設備の場合は、夏は室内の冷えた空気を排出する際にその冷たさを給気に移し、冬は暖まった空気を排出する際にその熱を給気に移す仕組みになっています。そのため室内の温度を保ったまま換気できるという大きなメリットがあります。

室内の温度を保ったまま換気できるので空調効率は良くなり、光熱費を抑えられます。給気も排気も1台で行うため、窓を開けずに換気ができるという特徴もあります。このことは室外や室内の音を気にしなくてよいというメリットにもつながります。

また、給気に関して花粉やアレルギー物質が気になる場合はフィルターを設置すればより綺麗な空気を取り込めます。

高機能換気設備の導入をおすすめしたい業種

高機能換気設備は「冷暖房による光熱費を抑えたい」「室内を静かに保ちたい」といった場合に特に有効です。飲食店やオフィスなど人の出入りがひんぱんに行われて空気の汚れが気になったり、空調の効きが悪くなったりすることが多い業種におすすめです。

騒音の問題で言えば飲食店だけでなく保育園や幼稚園といった子ども達の声がする施設にも有効でしょう。

さらには戸建ての場合であってもシックハウス症候群でひんぱんに換気が必要な場合や、ハウスダストが気になる場合にも光熱費を抑えるという点で高機能換気設備は非常に有効です。

まとめ

高機能換気設備の最大の特徴は熱交換(全熱交換)により、冷暖房の効率をアップできる点です。また、給気と排気を機械で行うことの効率の良さは窓の開け閉めで行う換気の比ではありません。

新型コロナウイルス対策だけでなく、日本人を例年悩ませる花粉対策にも大きく貢献することができますので、高機能換気設備の導入は店舗や事務所、戸建てを問わず様々な環境で検討してみる価値はあるでしょう。

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高機能換気設備の導入には国からの補助金・助成金を受け取ることもできますので、この機会に高機能換気設備の導入を前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

 

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