換気設備 2025.03.28

病院内の空気環境を改善して、さらに快適な空間づくりを!

病院内の空気環境を改善して、さらに快適な空間づくりを!

病院のように多くの人が集まり、長時間過ごす場所では、「空気の質」が快適性や安全性に大きく影響してきます。

独特なニオイ、乾燥した空気、不快な室温などは、患者さんや医療スタッフにとってストレスの要因となることも少なくありません。

この記事では、三菱電機の製品を例に挙げながら、空間におけるさまざまな課題を解決し、より快適で衛生的な環境を実現するための空調・換気設備についてご紹介していきます。

ニオイの悩みを解消し、快適な環境にしたい。

病院内にはさまざまな人が出入りし、また、医療器具や消毒薬などの影響で特有のニオイを感じることがあります。

このニオイがストレスに感じられることも少なくありません。

そのような場面で活躍するのが、下記の製品です。
 

業務用ロスナイ パワー脱臭カセット形


 
この製品は、給気と排気を同時に行う高性能の換気システム「ロスナイ」に、脱臭機能を加えたモデルです。

効率的に空気を循環させながら、不快なニオイを除去し、清潔で快適な空気環境を保ちます。

▼ロスナイの仕組みや詳細についてはこちらからご覧ください。
高機能換気設備(全熱交換器)のロスナイとベンティエールは何が違う?性能やそれぞれの換気効果を解説
 

乾燥が気になる。

空気の乾燥は、人の健康や快適性にさまざまな悪影響を及ぼす恐れがあります。

特に冬場の室内では湿度が低下しやすく、対策が欠かせません。

乾燥した空気は呼吸器の粘膜を弱らせ、ウイルスの侵入を許しやすくなるため、感染症のリスクを高める要因の一つといえるでしょう。

厚生労働省でも、加湿器などを使って湿度を50〜60%に保つことがインフルエンザ予防に有効とされています。

また、乾燥した環境では体から水分が奪われやすくなり、実際の室温よりも寒く感じることがあります。

こうした空間環境の問題を改善するうえで、有効なのが以下の製品です。

参考文献:厚生労働省 今冬のインフルエンザ総合対策について(平成20年度)
 

業務用ロスナイ 単独ユニット (加湿ユニット)


 
業務用ロスナイの単独加湿ユニットなら、湿度が不足しやすい冬場でも外気の影響を受けずに、建築物衛生法に対応した加湿量を確保することが可能です。

さらに、加湿の立ち上がりが早く、集中コントローラによる操作・監視や空調機器との連動運転にも対応しています。
 

ナースステーションやスタッフルームで、温度設定をまとめて分かりやすく管理したい。

病院では患者さん一人ひとりの快適性を考慮しつつも、全体としての空調管理が求められます。

特にナースステーションやスタッフルームで、エアコンの設定温度を一元的に管理できるのが理想的です。

そのような要望に応えるのが、下記のリモコンです。
 

MAスマートリモコン


 
このリモコンでは、設定温度の上限・下限を制限できるほか、操作ロック機能も搭載し、誤操作や不要な温度変更を防ぎます。

視認性の高い画面と使いやすいインターフェースにより、誰でも簡単に操作できるのも強みです。
 

空調冷熱総合管理システム AE-200J

このリモコンを導入することで、複数の空調機器をタッチパネルで一括管理できます。

さらに、1週間の運転スケジュールを曜日別に設定することもでき、効率的な運用が実現可能です。
 

まとめ


 
病院や医療施設では、快適で清潔な空気環境を保つことが、患者さんの安心感や医療スタッフの働きやすさにつながります。

この記事で紹介した製品はあくまで一例ではありますが、設置環境や使用目的に応じて適切に導入することで、より快適な空間づくりが実現可能です。

病院内の空調や換気に関してお悩みの際は、どうぞお気軽にReAirまでご相談ください。

●参考サイト:三菱電機 空調・換気・衛生

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