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梅雨から夏の終わりまでは湿度が高く、ジメジメとした空気に不快感を覚えやすいです。特に、空気がこもりやすい室内においては湿気がたまります。
この記事ではジメジメとした気候の中で快適に過ごすため方法として、手軽に実践できるものを紹介していきます。
▼雨の日でも窓を開けて換気する方法を以下の記事で紹介しております!
目次
湿度が高くなるのは梅雨と真夏です。
東京都の場合、2015年〜2021年の6月から8月の平均湿度は約80%で、中でも7月の平均湿度は約84%と高く1年間の中で最も湿度が高まる時期です。
ジメジメとした気候と聞くと梅雨が思い浮かびやすいですが、真夏の方が湿度が高いです。そのため高湿度による悪影響は真夏にこそ注意が必要です。
参考サイト:国土交通省 気象庁
湿度が高いことによる悪影響は、不快感だけではありません。
人は汗をかいて体温を調節しますが、湿度が高すぎると発汗による体温調整が間に合わなくなったり、上手く行えなくなったりします。
その結果、血液の循環が悪くなり体が冷えてしまったり、むくみや倦怠感、めまい、頭痛、不眠の原因となってしまいます。
また、室内の湿度が高いとカビやダニも繁殖しやすくなります。
カビやダニはアレルギーの原因となりますので、アレルギー性鼻炎やシックハウス症候群、皮膚炎、感染症などにかかる可能性が高まります。
参考サイト:温度と湿度の関係は?快適な温度・湿度を保つ方法もご紹介
ジメジメとした空気が気になる場合はエアコンを稼動させるのが手軽ですが、室温が25℃前後であればエアコンをつけるほどではないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、エアコンの除湿機能はもちろん、エアコンを使用せずにできる除湿方法についてもご紹介していきます。
外から帰ってきたときは、室内に熱気がこもって余計に暑く感じやすくなります。
その場合は、窓を開けて熱気を外に逃がすことで室内温度を下げられます。
窓を開ける際には対角線上にある窓を2か所とも開けることで空気の通り道ができ、効率的に熱気が逃がせます。
雨の日は外の湿度が高く、窓を開けて換気をするとかえって室内の湿度が上がってしまうと思われがちですが、外よりも室内の方が湿度が高いことは珍しくありません。
雨の日だからといって窓を閉めたままにしておくと余計に湿度が上がってしまうこともあるので、状況を見ながら換気することをおすすめします。
扇風機やサーキュレータ―を使い、室内の空気に動きができるとそれだけで体感温度は下がります。
扇風機やサーキュレータ―は、室内の熱気を逃がす際にも役立つので、室内温度が外気温よりも高い場合には開けた窓に向けて設置することで効率的に熱気を外に逃がすことができます。
湿度の高い空気は水分を多く含んでいるため床付近にたまりやすいです。
扇風機やサーキュレータを低い位置に設置し、上に向けると効率よく空気が循環して除湿効果が上がります。
除湿機は窓を開けて熱気や湿気を外に逃がしたあとに、窓を閉めてから稼働させるのが効果的です。
窓を開けたまま除湿機を動かすと、外からの湿気が室内に入ってくるため除湿効率が落ちてしまいます。
除湿機は空気を吸い込む場所と水分を取り除いた空気を吹き出す場所がついています。
壁側に置くと上手く空気を吸い込んだり吹き出したりすることができなくなってしますので、部屋の中央に置くのがおすすめです。
扇風機や除湿機がない、窓を開けても空気が上手く流れないといった場合にはエアコンの除湿機能を使ってみてください。
また、エアコンを使うと素早く除湿できますが、エアコンは室内の空気を循環させているだけで換気は行われていません。
よって、室内の空気が綺麗になるわけではないので、こまめな換気は必要です。
エアコンなしでも湿度を下げることはできます。しかしエアコンを使わずに湿度や室温を快適に保つのには限界があるでしょう。
夏日や真夏日といった暑い日は熱中症のリスクが高まりますので、気温が高くなる日は我慢せずに使用することをおすすめします。
湿気対策には換気が効果的ですが、気温も湿度も高い真夏にはエアコンは必須です。ReAirでは、空調・換気を含めた視点で環境をトータルサポートしております。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
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