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新型コロナウイルス感染拡大の影響で、換気の重要性が見直されたために換気設備を新たに導入したり、古くなった換気設備を取り替えたりといった動きが活発になっています。
この記事では換気設備の新規設置や取り換えを検討している方に向けて、設置にあたっての注意点を紹介していきます。
目次
世界的に感染拡大が起きている新型コロナウイルスは、密接・密室・密集の3要素が揃うと感染につながりやすいとされています。
このことからウイルスを室内にとどまらせないために換気の重要性が注目されました。また、必要な換気量や頻度について政府から改めて発信があったことも需要の高まりにつながっています。
換気扇の寿命はメンテナンス状況や設備環境によっても異なりますが、約10年程度と言われています。
問題なく動いているようであっても異音がする、空気がこもる、室内に臭いが残っていると感じるならば、取り換えを検討してみてもいいかもしれません。
2003年の建築基準法の改正により、すべての建築物には24時間換気システムの設置が義務づけられています。
しかし、当時設置したものは経年劣化が進んでいる可能性があるので、一度性能に問題がないか、確認することをおすすめします。
参考サイト:換気設備の耐用年数、更新タイミングは?
換気を行える設備は換気扇だけではなく、高機能換気設備という選択肢もあります。
換気扇は室内の空気を外に逃がす排気用のものが多いですが、高機能換気設備は、1台の機械を使って強制的に室内の空気と外気を入れ替えるものです。
そして、高機能換気設備の最大の特徴は熱交換システムが搭載されていることです。
熱交換システムにより、夏は室内の冷えた空気を排出する際にその冷たさを給気に移し、冬は暖まった空気を排出する際にその熱を給気に移す仕組みになっています。
通常の換気設備では、真夏の場合、外の暖かい空気が室内に入り、室内の冷えた空気を排出するため冷房の効率が悪いです。
これは冬の場合でも同様で、外の冷えた空気が入り室内の暖まった空気を排出してしまいます。高機能換気設備があれば、冷暖房効率を下げることなく換気が可能になります。
また、外気からの有害物質をフィルターでシャットアウトできるので室内の空気がクリーンに保たれ、また窓を閉めたままでも換気ができるため防音効果も期待できます。
換気設備の新規設置や取り替えには工事が必要となり、工事内容も異なります。
それぞれの場合について工事内容をご紹介していきます。
換気設備が既に設置してあり、新しいものに取り換えるだけならば、既に排気用の穴は開いているため、取り付けに必要な時間や費用は新規設置に比べると抑えられます。
しかし、設置する機械によっては、別途で穴を開ける必要があります。
新たに設置する場合には、外につながる排気口を家の壁に空ける必要があります。
住宅の構造によっては排気口を開けるのが困難な場所がありますので、あらかじめ業者に調査してもらうことをおすすめします。賃貸住宅の場合はオーナーの許可が必要です。
換気設備の取り付け業者は多くいるため、ここでは業者選びのポイントについて紹介していきます。
換気設備の設置にあたってコンセントの増設が伴う場合、電気工事士(第二種)の資格が必要になります。
そのため、基本的に自分で換気扇の設置をすることはできません。
業者を選定する際に、価格は非常に重要な要素となります。
しかし、価格だけで選ぶのは得策とは言えません。
工事後のフォローが不十分といったトラブルにつながりやすいからです。
おすすめの方法は、相見積もりを取り、その内容を比較することです。
複数の業者に見積もり依頼をすることで、相場より高い費用がかかってしまうことが避けられますし、工事内容やアフターフォローの内容についての比較ができます。
最近、換気の重要性に改めて注目が集まっています。
ReAirでは空調効率を下げずに換気が可能な高機能換気設備の取り付けをワンストップで承っております。
現場調査には費用はかかりませんので、ぜひ一度ご相談ください。
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