換気設備 2024.05.17

空気清浄は本当に効果がある?室内を清潔にする空気清浄の効果と重要性を解説

空気清浄は本当に効果がある?室内を清潔にする空気清浄の効果と重要性を解説
この記事でわかること
  • ・高機能換気設備の性能
  • ・窓を開けずに室内を換気する方法について
  • ・高機能換気設備の導入よる感染症対策への効果

室内の空気を清潔に保つことは、人間の健康状態を維持する上でとても重要です。

特に小さなお子様のいる家庭や免疫力に心配がある方、高齢の方がいらっしゃる室内で特に空気の清潔さは意識しておきたいものです。

しかし、空気は眼に見えるようなものではなく『本当に空気清浄は効果があるのか』『空気清浄は本当に重要なのか』など様々な疑念を持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、空気清浄の効果と活用する重要性について解説していきます。

今、空気清浄機や空気清浄機能を搭載した空調機器を検討されている方はぜひ最後まで読んでみてください。

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空気清浄とは

空気清浄とは

空気清浄とは、簡単に言うと室内の空気をきれいにし、清潔に保つことをいいます。

空気清浄に期待できる一般的な効果は、

  • ・花粉やほこりなどのアレルギー物質の除去
  • ・空気中の人体に有害な物質の除去
  • ・ウイルスの殺菌や除去
  • ・ニオイの除去

これらの効果が期待できます。

各メーカーでの空気清浄の機能は、それぞれ性能や特性が異なるため、目的や室内環境に合った機器を選ぶようにしましょう。

空気清浄機単体でも購入することができますが、エアコンを稼働させながら空気も清浄してくれる機能はありがたいですね。

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空気清浄は本当に効果があるのか

空気清浄とは

結論から言うと「空気清浄は効果があります」

ただし、空気清浄をされていれば、空気中の汚染物質や有害物質をすべて除去できるわけではありませんのでご留意ください。

日本のメーカーで空気清浄で有名なのは、

  • ・SHARP(シャープ)
  • ・DAIKIN(ダイキン)
  • ・Panasonic(パナソニック)
  • ・HITACHI(日立)
  • ・TOSHIBA(東芝)
  • ・三菱電機

上記の6社です。

この6社は家庭用空気清浄機でも有名ですが、空気清浄機機能が搭載されたエアコンもあり、ルームエアコンから業務用エアコンまで豊富なライナップを取り揃えています。

また、この6社の中から業務用エアコンにも空気清浄機能が搭載されているメーカーは、

SHARPのエアコンはプラズマクラスターを発生させる機能を搭載しており、プラズマクラスターは『自然界と同じ プラスとマイナスのイオン』を発生させ、空気中に浮遊する菌などと結合して無力化させます。

DAIKINはストリーマー技術がエアコンに搭載しており、ストリーマ放電により、ニオイや菌類などの室内汚染物質を酸化分解します。(DAIKIN独自の空気清浄化技術)

Panasonicのナノイーは花粉やハウスダストなどの空気中に浮遊するさまざま有害物質に作用する、OHラジカルが含まれ、有害物質を抑制しペットや生活臭などの幅広いニオイを脱臭する効果があります。

  • ・三菱電機

三菱電機のヘルスエアー技術は、三菱電機が独自開発した技術で電界・放電空間によって、ウイルスや菌など空気中に漂うさまざまな汚染物質を抑制します。

以上の4社になります。(ReAirでも取り扱っている製品がございますので、ぜひ商品を検索してみてください。)

ただし、空気清浄機能を搭載していても機能を過信してはいけません。

空気洗浄を目的とする環境や機能によっては十分に空気洗浄ができない可能性がありますので、設置環境や広さなどさまざまな状態を考慮して設置をしましょう。

また、空気洗浄は空気中のあらゆる有害物質や汚染物質を除去、活動の抑制に効果的ではありますが二酸化炭素を除去するわけではないため、その点は認識しておきましょう。

空気清浄だけでは二酸化炭素は除去できない

現代の建造物は気密性や断熱性の高い構造になっており、意図的に換気をしなければ室内の空気が外に排出されにくくなっています。

そのため換気は意識的に行う必要があり、換気がうまくできない環境ではシックハウスなど健康状態を害してしまう可能性を高めます。

室内のよどんだ空気を換気をして、定期的に外に逃がすことが重要です。換気をするタイミングとして、重要な指標の1つが室内のCO2(二酸化炭素)濃度です。

CO2(二酸化炭素)濃度とは

CO2とは二酸化炭素を指します。

つまりCO2濃度とは、室内における二酸化炭素の濃度を表す数値です。

CO2は人が呼吸をするたびに排出されます。室内に人が多ければ排出されるCO2も比例して増加するため、人が多い室内環境では特に換気が必要になります。

CO2濃度が高いとどうなるのか

室内のCO2濃度が高まることで、頭痛や眠気、倦怠感、耳鳴り、集中力の低下、最悪吐き気を催すなど体調不良になってしまう可能性を高めます。

参考文献:<外部ページ>オフィスに最適なCO2濃度とは?定期的な換気で生産性低下を防ぐ

CO2濃度の計測方法

CO2濃度の測定には、二酸化炭素が特定の波長の赤外線を吸収する性質を利用した濃度計が用いられます。

二酸化炭素濃度測定器、CO2濃度計、CO2モニターなど、さまざまな名称のものがありますが、仕組みとしてはどれも同じです。

小規模なオフィスや店舗では卓上タイプ、壁掛けタイプといった小型のものが使いやすいでしょう。

モニターを随時チェックして、CO2濃度の高まりを察知したタイミングで換気をすることをおすすめします。

参考文献:<外部ページ>必要換気量とは?二酸化炭素濃度を指標としたコロナ対策

CO2濃度と換気のタイミング

CO2濃度は1,000ppm以下であれば空気が綺麗に保たれており、問題がない状態で、1,500ppm以上は悪い状態とされています。

1,000ppm以下を保つことを目標に、定期的に換気をし、換気はまとめて行うよりもこまめに行う方が効率がよいとされています。

機械での換気は常時行い、換気設備がない場合は定期的な窓開け換気をおすすめします。

部屋に窓が複数ある場合は、対角線上にある両方の窓を開けると効果的です。

窓が1つしかない場合は、開けた窓に向かって扇風機やサーキュレータ―で風を送ると効率的に換気ができます。

また、会議後や始業前も窓を開けて空気が入れ替わるようにするとよいでしょう。

参考文献:<外部ページ>換気の効果とは?部屋を効率的に換気する方法と冬の寒さ対策

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換気の際の必要換気量とは

換気の際の必要換気量とは

必要換気量」という言葉を知っていますか。

必要換気量とは、室内の空気を衛生的に保つために、最低限必要な換気量のことです。

建築基準法では、CO2濃度が1,000ppm以下に抑えるように定められています。

これは1人あたり1時間で30㎥の換気量が必要という計算になります。

換気をしないとどうなるのか

風邪やインフルエンザなどの予防には換気が重要とされており、換気が行われていない気密性の高い室内では、空気が循環しないため空気中のウイルス濃度が上昇します。

その結果として、感染リスクが高まってしまうのです。換気をしないことによって発生する問題は感染リスクだけではありません。

酸素不足や結露の発生に加え、汚染物質の増加によるハウスダストアレルギーやシックハウス症候群の原因にもなりえます。

換気を行うことで新鮮な空気を取り込むだけでなく、健康に悪影響を与えうる物質を外に逃がす役割があります。

換気する頻度

基本的には1時間に15分というような定期的なタイミングで行うことが推奨されていますが、それでもCO2濃度が高いようならば回数を増やす必要があります。

CO2濃度は部屋の広さだけでなく人数によっても左右されます。

そのため、オフィスに人が集まる時間帯はCO2濃度計をチェックしながら意識的に換気をすることをおすすめします。

参考サイト:換気時間はどのくらい必要?正しい換気方法を紹介

クリーンな空気を保つためには空気清浄ができる設備が欠かせない

クリーンな空気を保つためには空気清浄ができる設備が欠かせない

しっかりと換気を行うことで、室内の空気を清潔に保つことができます。

効率的に換気を行うためには、給気と排気を1台で行える高機能換気設備がおすすめです。高機能換気設備なら、窓を閉めたまま、室温を変化させずに換気することが可能です。

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