業務用エアコン運用ノウハウ 2023.04.11

業務用エアコンの寿命は何年?エアコンの入れ替え・買い替え時期を解説!

業務用エアコンの寿命は何年?エアコンの入れ替え・買い替え時期を解説!

飲食店やオフィスなどさまざまなところに設置される業務用エアコンですが、導入費用は家庭用のエアコンよりも高額になるケースが多いです。

◎2023年度 業務用エアコンの入れ替え・導入で使える補助金・助成金があります!
○神奈川県 補助金・助成金情報

当記事では業務用エアコンの寿命エアコンの入れ替え・買い替えの目安時期エアコンを長持ちさせるコツなどについて解説していきます。

ReAirセール情報 RReAirセール情報

一般的な業務用エアコンの寿命は何年?

一般的な業務用エアコンの寿命は何年?

ひと口に業務用エアコンといってもさまざまな形状があり、使用している環境にもよりますが一般的に業務用エアコンの寿命は10年程度といわれています。

業務用エアコンを設置してから何年経っているか分からないという場合には、業務用エアコンの製造年がひとつの目安になります。

製造年はエアコン本体の吹き出し口下にある、設計上の標準使用期間が書かれたシールで確認できます。またシールがない場合には、室外機に記載されていることも多いので、ぜひ見てみてください。

本体にも室外機にも記載がない場合は、エアコンの品番型番製造番号などから調べることができます。

業務用エアコンの入れ替えや新規設置工事はReAir 業務用エアコンの入れ替えや新規設置工事はReAir

業務用エアコンの寿命が近づくと故障やトラブルが起こりやすくなる

寿命が近づくと至る所で故障やトラブルが起こりやすくなる

業務用に限ったことではありませんが、寿命が近づくにつれエアコンの効きが悪くなる、異音や臭いがするなどのトラブルが起きたり、故障してしまう可能性があります。

昨日までは問題なく使えていたのに「突然故障してしまった!」ということもありますので、業務用エアコンを長持ちさせるためのポイントについてご紹介いたします。

▼業務用エアコン故障しやすい時期については以下で詳しく解説しています。

業務用エアコンの故障は夏が多い!故障の防止策とやっておきたいメンテナンスを解説

室外機は風通しのよい日陰に

エアコンにおける室外機の役割は、ファンを回して室内機の熱を外に逃がす「放熱」です。つまり放熱が上手くできない環境にあれば室外機にも室内機にも過度な負担がかかり、故障しやすくなります。

室外機はなるべく日陰に置き、周囲にものがあると熱の逃げ道がなくなったり放熱が非効率になってしまうので、物は置かないようにしましょう。

使わない時期も月に1度はならし運転を

実はまったく使用しない期間が長く続くと壊れやすくなってしまいます。少し意外かもしれませんが、使わないと壊れやすいのは自動車やバイクでも同じですね。長期間使用しないとフィルターにホコリがたまりますし、タバコなどを吸っていたらフィルターに不純物がたまったことが原因で故障することさえあります。

月に1回程度は点検をかねてエアコンを動かしてみてください。
稼働させない期間中はカバーをかけておくと汚れがたまるのが防げます。ちなみに夏や冬などエアコンを頻繁に使用する期間の場合は、フィルターを2〜3週間に1回のペースで掃除するのがおすすめです。

飲食店の厨房などはフィルターが油汚れのようにベタついてしまうことがありますが、その際は中性洗剤で洗ってください。洗った後は風通しのよい日陰で完全に乾かしてからエアコン本体に取り付けるようにしましょう。

▶清掃についてはこちらの記事もご覧ください!

業務用エアコンの掃除は自分でできる?掃除方法や掃除ができる箇所を解説

温度設定を極端にしない

業務用エアコンは家庭用エアコンと比べて丈夫ではありますが、過度な負担を与えてしまうと故障の原因になってしまいます。夏や冬は設定温度を外の気温よりもかなり涼しくしたり暖かくしたりしがちですが、その設定温度を極端に変えてしまうとエアコン本体に強い負担がかかります。

外の気温と設定温度の差は5℃以内に抑えておくことで、負担を軽減し故障しにくくなります。

業務用エアコンの入れ替えや新規設置工事はReAir 業務用エアコンの入れ替えや新規設置工事はReAir

エアコンの買い替え時のタイミングは?

エアコンの買い替え時のタイミングは?

適切なメンテナンスをしても故障をしたり、修理が必要になったりすることがあります。ここでは、買い替えや修理を検討するポイントについてご紹介いたします。

エアコンがあまり効かない

エアコンの効きが悪いなと感じたら、故障を疑う前に設定温度の確認をしましょう。設定温度に問題がなければ、本体のフィルター掃除と、室外機の裏側の放熱フィンと呼ばれる部分を掃除します。

放熱フィンは、室外機の裏側や側面にある薄い金属板のことです。室外機は外に設置するものなので、定期的に確認しないと放熱フィンが目詰まりしていることがあります。

放熱フィンは、指で強めに押すだけでも曲がってしまうようなものなので、掃除をする際は力任せに行わず、優しく歯ブラシなどでかき出すとよいでしょう。本体のフィルターと放熱フィンを掃除してもエアコンの効きが悪いままであれば修理または、10年以上使用している場合は買い替えをおすすめします。

異臭がする

エアコンの風が臭う原因は、本体内部のホコリやカビです。これらは主にフィルターに付着するので、異臭がする場合はまずフィルター掃除をしてみてください。フィルター掃除をしても改善されない場合は、フィルターよりも奥の部分にカビが発生している可能性が高いです。

フィルターよりも奥の部分は自分で清掃することが難しいので、業者にクリーニングをしてもらうことをおすすめします。タイプによっても異なりますが定期的なフィルター掃除が面倒だという場合には、自動クリーニング機能のついている業務用エアコンにするという選択肢もあります。

異音がする

室内機や室外機から聞いたことのないような大きな音が聞こえてくる場合は、故障を疑った方がいいかもしれません。フィルターの目詰まりによる異音の可能性もありますが、フィルター掃除をしても改善しない場合は、エアコン内部の故障である可能性が高いです。

修理と買い替えはどちらがよい?

エアコンが不調の場合、それを改善するには「修理」「買い替え」の2つの方法があります。

一概にどちらが良いというものではありませんが、修理できる場合でも買い替えた方が安くなる場合がありますので、業者に依頼をし、修理と買い替え時での見積もりを比べてみるのも一つの手かもしれません。

また、業務用エアコンを修理・買い替えした場合、当然一定期間はエアコンが使用できませんのでその点も留意しなければなりません。たとえば飲食店で真夏にエアコンが故障してしまえば、店内を冷やすことが出来ませんのでお店への客足に直接影響することが考えられます。

エアコンが欠かせない時期であれば、再び使用できるまでの期間も考慮した上で修理か買い替えかを判断する必要があります。

まとめ

業務用のエアコンは大勢の人が利用するため、故障や不具合があればその分多くの人に影響が出ます。ReAirでは、業務用エアコンの入れ替えや新設工事を行っております。

異変を感じた場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

ReAirセール情報 RReAirセール情報

業務用エアコンが故障した!「修理」と「買い替え」のポイントを見極めてコストを抑えよう!

業務用エアコンが壊れやすい環境と故障の予防策とは

業務用エアコンの効きが悪い?故障かなと思ったら確認しておきたいチェックポイント

換気設備の重要性と取替や新設での注意点を紹介

related ブログ

index