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店舗やオフィスの業務用エアコンを入れ替えや新設を検討する場合に気になるポイントはやはり、性能と省エネ機能ではないでしょうか。
業務用エアコンの性能や省エネ機能は年々進化しており、人感センサーや節電効果の高いモデルなど様々な業務用エアコンが販売されています。
この記事では、省エネや性能の視点から業務用エアコン選ぶ際のポイントを解説していきます。
業務用エアコンを選ぶ際に参考になる数値はCOP値とAPF値です。
以下から各数値について解説します。
COP(Coefficient of Performance)値は、定められた温度条件でエアコンを運転した際の効率を表す数値です。
1kWの電力を使ってどれだけの冷暖房能力が得られるかという指標ですが、
定格能力(kw)÷定格消費電力(kw)= COP値
上記の計算式に当てはめることでCOP値を計算することができます。
計算式に表記のある「定格能力」と「定格消費電力」とは、
冷房と暖房では数値が異なり、それぞれ「冷房COP」「暖房COP」と呼ばれます。
COP値は数値が大きいほど省エネ性能が高いと判断できます。
たとえばCOP値が「3」だった場合、その製品は消費する電力量に対して3倍の能力を発揮していることになります。
COP値は一定の条件下における効率を表す数値であり、季節や温度の変化を加味したものではありませんので、その業務用エアコンの能力と思って差し支えありません。
COP値に代わり実際の仕様状況に近い状態で、省エネ性能を測定するAPF値という値があります。
APF(Annual Performance Factor)値は、特定の条件下で1年間エアコンを運転させた場合の消費電力1kwあたりの冷房・暖房能力を表す数値です。
このAPF値は2006年10月以降より業務用エアコンに表示され、COP値と同様に数値が大きいほど省エネ性能が高いと判断することができます。
APF値は、
1年間に消費する冷暖房能力の総和(kWh) ÷ 機種の年間消費電力量(kWh)= APF値
上記の計算式で数値を求めることができます。
年間を通してより実使用に基づいた運転効率を表す値のため、COP値よりも実態に合った指標となります。
2006年の法改正によりCOP値に代わって省エネの基準値として使用されています。
APF値は2015年にAPF(2006)からAPF(2015)に見直され、省エネルギー法の基準値を超えると省エネ機種になるというわけです。
しかし計算で算出されたAPF値は、あくまで効率的にエアコンを運転している際の数値です。
APF値が高いからと言って、極端な温度設定などでエアコンを運転した場合は当然、効率が低下し算出された数値通りのパフォーマンスではなくなります。
参考サイト:空調機の性能表示のCOPとAPFの違いは?
オフィスや店舗に設置する業務用エアコンを省エネ機種にすると、大きく分けて2つのメリットがあります。
オフィスや飲食店など広い空間を快適な温度に保つためには、広さに適した出力が必要となり、どうしても電気代が高くなります。
しかし省エネ性能のものを使えば電気代の節約につながります。
購入当時と比べ省エネ性能に大きな差がある可能性があり、頻繁に修理をしている状況ならば買い換えた方がよい場合も多いです。
省エネ性能の高いエアコンを導入する際に、自治体の補助が得られることがあります。
定期的に行われているものや政府が主体となって実施しているものもあるので、ぜひチェックしてみてください。
空調だけでなく、換気設備も対象となる補助金もあります。
ここからは日立・三菱電機・ダイキンの3社が製造している機種をご紹介します。
各メーカーの業務用エアコンには高効率機種と標準機種があり、高効率機種は標準機種に比べて省エネ性能が高いです。
しかし、高性能なため製品金額も多少高めになっていますが、ReAirでは空調機器を最大80%で販売していますので、ぜひ一度ご覧ください。
日立の『省エネの達人プレミアム てんかせ4方向』は省エネ機能としては「セルフデマンド機能」が搭載されています。
これは電流を自己検知して、電力設置値を超える範囲の消費電力をカットし、最大電気量の制御をするものです。
三菱電機の『スリムZR4方向天井カセット形<i-スクエアタイプ>』の大きな特徴は「ムーブアイmirA.I」という機能です。
建物性能を学習し、少し未来の空調負荷を予測して、運転の強さを自動でコントロールします。
ダイキンの『FIVESTAR ZEAS 天井埋込カセット形S-ラウンドフロー〈センシング〉タイプ』は常に室内を快適な温度設定となるよう稼働するため、無駄がありません。
また「人検知センサー」によって省エネ性能が高まっています。
不在時節電機能は、不在が一定時間続いたときに、自動で消費電力を抑えた節電運転に切り替え、人を検知すると自動で通常運転を再開します。
この機能により、消費電力量を約20%削減できるとされており、エアコンをOFFにするのではなく、快適性を保ちながら節電することができます。
▼3社機能についての詳しい説明はこちら
ReAirでは各メーカーの省エネで高性能な業務用エアコンや高機能換気設備を取り扱っております。
各社メーカーやエアコンの形状、馬力、設置箇所による絞り込み検索が可能ですので、お求めの商品を探すことができます。また現在セール中のため、お得に業務用エアコンや高機能換気設備をご購入できるチャンスです!
ぜひこの機会に買い替えや新設をご検討してみてはいかがでしょうか。
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