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業務用エアコンが故障した際はまず表示エラーや電源周りを確認し、簡単な応急処置やリセット操作を試みましょう。
よくある原因や修理・交換の判断基準、予防のための点検方法もあわせて解説します。現場での即対応と長期的な設備管理の両面で役立つ内容です。
オフィスや店舗などで使用される業務用エアコンは日々の業務に欠かせない設備のひとつです。
もし突然動かなくなってしまったら、従業員の作業効率や顧客満足度にも大きな影響が出てしまいます。
そのため、トラブル発生時に慌てず、正しい手順で対処する知識が重要です。
ここでは故障時にまず行うべき確認や応急処置、よくある故障原因、修理と交換の判断ポイント、さらに故障を未然に防ぐ予防策まで詳しく紹介します。
目次
業務用エアコンに異常が見られた際、まずは基本的なチェックポイントを押さえておくことで不必要な業者依頼や長時間の停止を防ぐことができます。
ここではエラー表示の読み取りや電源確認など、初動対応の基本を解説します。
故障時に最初に確認すべきは、室内機やリモコンの「エラーコード」や「ランプの点滅」などです。
これらの表示は、エアコンのどの部分に問題が起きているかを示しており、取扱説明書やメーカーサイトで内容を調べることでおおよその原因が特定できます。
たとえば、エラーコード「U4」は室外機との通信異常、「P04」は冷媒系統の異常など、種類ごとに対処方法が異なります。
判断の手がかりになるため、見逃さないようにしましょう。
機器の異常ではなく、単純な電源トラブルの可能性もあります。
まずは分電盤のブレーカーが落ちていないか、コンセントやリモコンが正常に作動しているかを確認してください。
たとえば、店舗で掃除中にブレーカーを誤って切ってしまい、電源が遮断されていたというケースも少なくありません。
基本的な確認を行うだけで、意外と早く復旧することもあります。
不具合の状況に応じて、自力での応急処置が可能な場合もあります。
ここでは、現場でできる対応方法と、リセット操作の基本を紹介します。
以下のような方法を試すことで、一時的に復旧するケースがあります。
これらはあくまで一時対応のため、症状が繰り返される場合は専門業者への相談が必要です。
多くの業務用エアコンには「リセットボタン」が備えられています。
操作パネルや室内機のカバー内部に配置されている場合が多く、長押しでリセットがかかります。
具体的な位置や操作手順は機種によって異なるため、必ず取扱説明書を確認してください。
なお、リセット後に再度同じエラーが表示される場合は、内部の故障が疑われるため無理に使用を続けずに点検を依頼しましょう。
業務用エアコンの故障には、使用環境やメンテナンス不足が起因するものも多く見られます。
ここでは代表的な故障原因とその兆候を具体的に紹介します。
もっとも多い原因が「フィルターの汚れ」です。
ホコリや汚れが目詰まりを起こすと、空気の流れが阻害されて冷暖房効果が低下したり、異音や停止の原因になります。
たとえば、飲食店など油煙の多い場所では、月1回の清掃でも追いつかないケースもあります。
定期的な目視点検と清掃が故障予防の第一歩です。
室外機が故障すると、冷媒の循環が止まり冷暖房が効かなくなります。
また、配線トラブルや落雷などによる電気的な故障も珍しくありません。
特に屋外設置の場合、雑草や異物が吸気口に入り込んでいたという事例も多くあります。
周辺環境の確認も忘れずに行いましょう。
室温を感知するセンサーの故障や、制御を担う電子基板の劣化も故障原因になります。
これらは外見からの判断が難しく、異常な運転挙動(冷えすぎる、止まらないなど)として現れることがあります。
こうしたケースでは、専門的な診断が必要なため、自力での対応は難しくなります。
業務用エアコンが故障した際、修理で対応できるのか、あるいは思い切って交換・入替を検討すべきか迷う方も多いでしょう。
ここでは判断の目安となる基準や費用感、更新時期の見極め方を詳しく解説します。
比較的軽度のトラブルや部品の劣化が原因であれば、修理での対応が可能です。
たとえば、次のようなケースでは修理で十分な場合が多く見られます。
導入から5〜7年程度以内であれば、まだ部品供給もされており修理対応が現実的です。
業務用エアコンの修理費用は、症状や部品交換の有無によって大きく変動します。
以下に代表的な修理内容と相場感を示します。
故障箇所 | 修理費用の目安 | 備考 |
---|---|---|
フィルター清掃 | 5,000〜10,000円 | 定期清掃契約の対象外の場合 |
センサー交換 | 15,000〜30,000円 | 部品代+技術料含む |
基板交換 | 30,000〜80,000円 | 機種により金額に大きく幅あり |
室外機修理 | 50,000〜150,000円 | コンプレッサー交換などで高額化しやすい |
フローリング | 見た目が良く、清掃しやすい | ストレッチエリア |
修理前に見積もりを依頼し、費用と対応スピードを比較することが重要です。
以下のような場合は、修理よりも入替を検討したほうが長期的には得策です。
たとえば、年間3〜4回も修理が必要な場合は、トータルコストで入替が有利になります。
最新モデルへの更新は、省エネ法に基づく運用改善にもつながるため、経営的にも前向きな判断といえるでしょう。
業務用エアコンの寿命を延ばすためには、日々のメンテナンスと定期点検が欠かせません。
ここでは実務で行える予防措置や契約による点検体制の整備、更新のサインを見逃さない工夫について紹介します。
フィルターは汚れやすく機能低下や異臭の原因になりやすいため、月に1〜2回の清掃を推奨します。
たとえば、飲食店などホコリや油分が多い場所では、週1回の清掃が望ましいです。
掃除機でホコリを吸い取ったあと、水洗いをして完全に乾かしてから再装着するのが基本です。
保守契約を結ぶことで、定期的に専門業者が内部部品や冷媒の状態を点検してくれます。
点検の頻度は年1〜2回が一般的ですが、使用頻度の高い店舗では季節ごとの確認が推奨されます。
契約には費用が発生しますが、突然の高額修理を防ぐ保険的役割を果たしてくれます。
長期運用を見据えるなら、保守契約の検討をおすすめします。
次のような症状が見られる場合、更新時期が近づいているサインです。
こうした兆候を見逃さず、事前に業者と相談しておくことで突発的なダウンタイムを防ぐことができます。
はい、多くの機種にはリセットボタンが搭載されています。
操作パネルの裏や室内機のカバー内に設置されていることが多く、機種により場所や操作方法が異なります。
詳しくは取扱説明書またはメーカー公式サイトで確認してください。
簡単な電源のOFF/ONやフィルター清掃程度であれば問題ありませんが、電気系統や冷媒に関わる作業は危険が伴うため専門業者に依頼するのが原則です。
誤った処置は保証対象外になることもあります。
短期的には修理のほうが安価ですが頻発するトラブルや電気代の増加を考慮すると、10年以上使用している場合は入替のほうが総合的に経済的なこともあります。
エラーコード、機器型番、故障の症状、最後に正常運転した日時を整理しておくと、業者の対応がスムーズになります。
また契約している保守会社がある場合は、まずそちらに連絡を取りましょう。
使用年数の長期化、環境負荷(粉塵・油・湿気)、メンテナンス不足が原因の可能性があります。
まずは点検を依頼し、必要に応じてリニューアル計画を立てましょう。
業務用エアコンが故障した際には、まず落ち着いてエラー表示や電源の状態を確認し、必要に応じてリセット操作や応急処置を試すことが大切です。
故障の原因には、フィルターの汚れや室外機の不具合、電子部品の経年劣化などさまざまな要因があります。
修理か交換かの判断は、使用年数や修理費用、設備の状態をふまえて総合的に見極めましょう。
また日頃の清掃や定期点検を欠かさず行うことで、トラブルの予防にもつながります。
業務用エアコンの不調や故障が気になる方は、お気軽にご相談ください。
ReAirでは、法人向けの点検・入替提案まで一貫してサポートしています。
「まずは見てもらいたい」というご要望も大歓迎ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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