2021.07.19業務用エアコン運用ノウハウ

業務用エアコンの効きが悪い時の自分でできる清掃方法とは

業務用エアコンの効きが悪い時の自分でできる清掃方法とは

エアコンが大活躍する夏季と冬季。

そんな夏本番、冬本番の前に、一度はエアコンが正常に動作するかやクリーニングは必要かなどを確認しておく必要があります。

エアコンを稼働していない時期が長ければ長いほど、エアコンの中はカビやホコリが溜まってしまい、稼働させると異臭がしたり、思ったように室内を冷ましたり温めたりすることができない場合があります。

最悪の場合はカビやホコリが原因で故障してしまうこともありますので、エアコンの休止期間が長い場合は本稼働させる前のカビやホコリの掃除、稼働した際の異変や異臭がないかの確認をしましょう。

飲食店やオフィス、あらゆる業態で欠かすことができない業務用エアコンですが、夏季や冬季では特に高出力での長時間稼働が必要です。

業務用エアコンも休止期間が長いと、家庭用エアコンと同じようにカビやホコリが溜まってしまいますので、本稼働の前に一度確認するようにしましょう。

この記事では、エアコンについて知識がなくても自分でメンテナンスができる方法を紹介していきます。

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業務用エアコンの効きが悪い場合の対処法とその原因とは

業務用エアコンの効きが悪い場合の対処法とその原因とは

エアコンを稼働させる中で最も困ることの1つは冷房や暖房の効きが悪いことです。

飲食店の場合はお客様の入りに影響をおよぼしますし、オフィスや事務所の場合は業務効率の低下や体調不良の原因になるなど、さまざまな問題が発生します。

では、”なぜエアコンの効きが悪くなるのでしょうか?”

その原因として最も考えられることは「汚れ」が溜まってしまっているということです。

エアコンの「汚れ」はホコリ、カビ、喫煙される環境であればタバコのヤニ、ペットショップなどであれば犬や猫の毛などが主なものです。

これらがエアコンのフィルターに溜まってしまうことで通気性が低下してしまい、結果的にエアコンの効きが悪くなってしまいます。

また通気性が悪くなることによってエアコンに余計な負荷がかかり、必要以上に電力を消費してしまうことで電気代が高くなってしまう原因にもなります。

フィルターの清掃程度であれば、掃除機や雑巾で拭き取るなど自分で掃除をすることができますので、月1回定期的にフィルター清掃を行うか、最低でも本稼働させる直前にフィルターの清掃を行うようにしましょう。

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業務用エアコンの効きを改善する方法と自分で掃除する方法

業務用エアコンの効きを改善する方法と自分で掃除する方法

フィルターと合わせて、エアコンに関する知識がなくても清掃ができる箇所をもう1か所ご紹介します。

フィルターの清掃

家庭用だけでなく、業務用エアコンでもフィルターは簡単に取り外せるようになっています。

フィルターを取り外したあと、まずは掃除機でフィルターについたホコリを吸い取ります。ホコリの量が多い場合は、歯ブラシなどで軽くこすりながら水洗いをしましょう。

飲食店などの油が舞い上がる場所に設置しているエアコンの場合、フィルターには油とホコリが蓄積されている場合があります。

その際には中性洗剤を使ってブラシで軽くこすりながら水洗いをしましょう。ブラシでこする際は力を入れ過ぎてしまうとフィルターを傷つけてしまう等、破損の原因になりますのでご注意ください。

洗浄したフィルターは十分に水気を切ってから陰干しを行い、完全に乾いてから元に戻しましょう。この際の注意点としては、紫外線による劣化を防ぐため直射日光に当てて乾かさないようにしましょう。

特に真夏の強い日差しは、太陽光の熱でフィルターが変形してしまう可能性がありますので注意が必要です。

フィルターの外し方はエアコンのタイプによって異なるので、取扱説明書で確認してください。

ルーバー

ルーバーとは、エアコンの吹出口にある風向を変える為の羽のような部分のことです。

ルーバーもフィルター同様にホコリやカビが溜まりやすい箇所ですので、まめに掃除をしておきましょう。

ルーバーは取り外すことができない箇所ですので、固く絞ったぞうきんやふきんなどでやさしくホコリやカビを拭きとりましょう。ホコリやカビを拭き取ったあとは乾拭きをし、湿気を取っておくとカビの再発を抑制することができます。

またルーバーの清掃での注意点ですが、機種によっては小さな部品があるため無理に動かしてしまうと破損する可能性がありますので、ルーバーの清掃に関しては慎重に行いましょう。

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業務用エアコンを掃除する際の注意点

業務用エアコンを自分で掃除する際の注意点

業務用エアコンの清掃時にエアコンが稼働していると大変危険ですので、必ず運転を停止してから清掃するようにしましょう。

業務用エアコンは家庭用エアコンとは違い、電源が単相200Vや三相200Vとなり、家庭用エアコンより電源が大きく出力が強いため大変危険です。

そのため、清掃の際には運転させない、内部まで無理に掃除しない、また身の安全を守るために感電・漏電対策を行うようにしましょう。

業務用エアコンの清掃は、フィルターとルーバーだけにとどめておきましょう。業務用エアコンの内部はデリケートな扱いが必要になりますので専門業者へ依頼することが無難です。

専門業者へエアコンの清掃を依頼する場合

フィルターを掃除してもイヤな臭いがする、エアコンの効きが良くならないということがありますのでその際にも専門業者にクリーニングを依頼しましょう。

業務用エアコンのクリーニングは、90分から2時間ほどかけてしっかりと専門業者がクリーニングをしてくれます。外部から見えるところだけでなくエアコン本体を分解して細部まで徹底的に綺麗に清掃を行います。

専門業者によるクリーニングは2年に1度程度の頻度で十分と言われていますが、24時間営業されているような店舗や厨房など、業務用エアコンの稼働時間が長い、油汚れが酷い環境の場合は1年に1〜2度の清掃を行うことをおすすめします。

まとめ

業務用エアコンは自分で清掃できる箇所はそれほど多くはありません。

しかしエアコンのフィルターを綺麗に清掃するだけでも、冷房や暖房の効きを改善することもでき、必要以上にかかっていた電気代も多少安くなることも期待できます。

自分でできる範囲の掃除であれば、さほど手間もかからずローコストで対応できる場合もあります。定期的な清掃を心がければ、エアコンの寿命も伸ばすこともできますし、異常があった場合にも気づきやすくなるというメリットもあります。

特にエアコンが高出力で長時間の稼働が必要になる夏場や冬場の前には、一度清掃をするようにすることをおすすめします。

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