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暑い夏の日には欠かせないエアコンですが、実は虫が入り込んでしまうことがあります。
虫が入るとどのようなトラブルが起こりやすくなるのか、もし侵入してしまった場合の対処法や予防策について解説していきます。
目次
虫の主な侵入経路は、エアコン内部の結露水を排出するためのドレンホースからです。
ドレンホースを通じてエアコン内部に侵入したり、ホースの内部に巣を作ったりする可能性があります。
ドレンホース内を巣をつくられると、結露で発生した水を上手く排水できず故障につながったり、死骸が異臭の原因になったりします。
▼参考サイト:エアコンの虫対策のやり方!侵入させない・侵入したときの対処法
ドレンホースは直径2センチほどで、さまざまな虫が侵入できてしまいます。エアコンに侵入しやすい虫の代表格はコバエ、ゴキブリ、チャタテムシの3種です。
チャタテムシは体長1mm程度の小さな虫です。死骸やフンがダニの発生源になることもあるので、注意が必要です。
▼参考サイト:エアコン室外機からゴキブリが侵入するのは本当?
故障を避ける、室外機やエアコンを清潔に保つためにも、外から虫が侵入してくることを防ぐことが重要です。
虫の侵入経路となりやすいドレンホースは、真っ先に対策をしておきたい箇所です。
先端に水切りネットなどをかぶせて輪ゴムで止めるなどの対策をおこなうことで、虫が侵入しにくくなります。
ドレンホースは排水のための設備なので、完全にふさがないように注意し、なるべく細かい網目状のもので覆うのがおすすめです。
また、防虫弁として「おとめちゃん」という専用の商品がありますので、それを取り付けた方がより効果的です。
▼参考サイト:エアコンのドレンホースから虫が入ってくる?原因と対策を紹介!
エアコンは壁に空けた穴にホースを通しています。
その開口部の周りはパテと呼ばれる白い粘土のようなもので隙間なく埋められています。
しかし、パテは経年劣化するものなので、年月が経つとひび割れたり剥がれたりします。劣化したパテの隙間から虫が侵入してきますので、劣化している場合はパテを取り除き、新しいパテでふさぎ直した方がよいかもしれません。
パテはホームセンターなどで販売されています。
パテの寿命は5~7年程度なので、ある程度寿命が近づいたら確認するようにするとよいでしょう。
▼参考サイト:エアコンの壁穴にヒビが! そんな隙間を「エアコンパテ」で補修する方法
虫は屋外からだけでなく、室内からも侵入します。
室内の侵入経路はエアコンの吹き出し口からで、エアコン内部は結露やほこりがあり、虫が好む場所になっています。
虫の侵入を防ぐためには、虫にとって居心地の悪い場所にすることが必要ですので、定期的にフィルター掃除をして清潔に保つことが重要です。
▼「フィルター清掃」についてはこちらの記事も読まれています
エアコン内部に虫が入ってしまった場合には、エアコンの近くに、虫が嫌うハーブ系のアロマを置くと効果的です。
また、冷房を使用したあとは送風モードでエアコン内の結露を乾燥させることで、虫が好む環境をなくすことができます。
エアコンに虫が侵入してしまうと故障の原因や異音、異臭にもつながってしまいます。
定期的な清掃を実施しながら、ドレンホースをはじめとした侵入経路への対策をぜひ検討してみてください。
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