業務用エアコン運用ノウハウ 2021.09.29

業務用エアコンの効きが悪い?故障かなと思ったら確認しておきたいチェックポイント

業務用エアコンの効きが悪い?故障かなと思ったら確認しておきたいチェックポイント

湿度の高い日本では、1年のうちほとんどの時期でエアコンが欠かせません。

オフィスや店舗では特に業務用エアコンがないと仕事にならないといったケースも多いでしょう。

この記事では、業務用エアコンの効きが悪く故障かどうか気になる場合の自分でできるチェックの方法や長持ちさせるためのポイントについて解説しています。

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業務用エアコンが効かない、故障?それとも不調なだけ?

業務用エアコンが効かない、故障?それとも不調なだけ?

夏や冬にエアコンの効きが悪いと故障しているのではないかと心配になりますよね。

エアコンの効きが悪いときは故障をしていて修理や交換が必要な場合と、メンテナンス不足で効きが悪くなっている場合の2パターンがあります。

業務用エアコンの寿命は約10~15年程度

大切に扱っていても家電製品と同じように業務用エアコンにも寿命が来ます。

適度にメンテナンスを行いながら使用すれば10年から15年は持つとされていますので、10年以上使っていて初めてエアコンの効きが悪くなったのなら、故障の可能性も含めてチェックした方がよいでしょう。

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故障かな?と判断するポイントはここ!

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エアコンの不調の原因はさまざまです。しかし症状ごとの対策はある程度決まっています。

以下のような症状が出た場合の改善策について紹介します。

室内機の吹出口より冷たい風や温かい風が出てこない

特に4~6月など空調機を使い始める時期、空調機を冷房運転したのに冷たい風が出てこない場合は設定温度を最大まで下げてみてください。

室内の温度が設定温度に達しているため、送風運転になっている場合があります。

それでも冷たい風が出てこなければ、冷媒ガスが抜けている可能性もあり、自分で直せないので、メーカーや業者に問い合わせるようにしましょう。(暖房時も同様です。)

臭いがする

エアコンからイヤなにおいがするというのは、業務用エアコンによくある症状で、メンテナンス不足が原因であることはほとんどです。

具体的にはエアコン内の汚れやほこり、カビが原因でにおいが発生します。

自分でできる対策としては「フィルターの掃除」があります。

フィルターにほこりがたまっているとイヤなにおいが発生するだけでなく、エアコンの効きも悪くなります。

業務用エアコンであっても、自分でフィルターは外せるので定期的に掃除をするようにしてください。

外したフィルターの掃除方法は、まずホコリを掃除機で吸い取ること。大量のホコリがある場合は、歯ブラシなどで軽くこすりながら水洗いするとよいですよ。フィルターが油汚れのようになっている際は水では汚れが落ちないので中性洗剤を使って水洗いするのがおすすめです。

洗ったフィルターは水気を払って陰干しし、完全に乾いてから元に戻してください。このときの注意点は直射日光に当てて乾かさないこと。特に真夏の強い日差しは、その熱でフィルターが変形してしまう恐れがあるからです。早く乾かしたいときはタオルで水気を拭きとったり、ドライヤーや扇風機などで冷たい風を当てたりするとよいですよ。

フィルターを掃除したのにイヤなにおいがしている場合は、自分で原因を探ったり直そうとしたりせず、メーカーや業者に問い合わせるようにしましょう。

エラーコードが出ている

業務用エアコンには何らかの不具合が出た場合にエラーコードで不具合の内容を知らせてくれる機能があります。エラーコードは業務用エアコンに見られる壁に設置されているリモコンに表示されます。何かおかしいと思ったら、エラーコードが出ていないか確認してみてください。

表示されるエラーコードはメーカーによって異なるので取り扱い説明書やメーカーのホームぺージで内容を確認するとよいでしょう。エラーが出るような場合は、自分で対策できることはほとんどありません。メーカーや業者に問い合わせて対策を検討してください。

もしエラーでお悩みでしたら、ReAir内にも検索ページがありますので、確認をしてみてください。

エラーコード一覧

エラーコードが出ていないのに、エアコンの効きが悪いときはまずはフィルターの掃除を試してみてください。

また、機械の不具合の場合は一度ブレーカーを落とすと直ることがあるので試してみるとよいでしょう。

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少しでも長く使うためには、綺麗を保ちましょう!

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業務用エアコンのメンテナンスとして自分でできることは多くありません。

しかし簡単にできるフィルター掃除でも、効果は大きくあらわれるはずです。フィルター掃除をすることでエアコンの効きやにおいの除去だけでなく、電気代の節約も期待できます。

エアコンの消費電力は設定温度に向かっているときに大きくなります。エアコンの効きが悪いといつまでも設定温度にならずエアコンがフル稼働する時間が長くなり、電気代が高くなります。

フィルター掃除をしてエアコンの効きが改善されれば、速やかに設定温度に達せますので電気代が抑えられるのです。

クリーニングの頻度は2年に1回

自分たちでできるフィルター掃除をすることは大きなメリットがありますが、内部の汚れやカビについては専門業者に依頼してクリーニングしてもらう必要があります。

目には見えなくてもエアコン内部は汚れていることが多いので、最低でも2年に1回は業務用エアコンのクリーニングを行うことをおすすめします。

故障かどうかわからない場合は、担当業者に連絡しましょう

クリーニングや掃除を行って、エアコンを綺麗にしてもエアコンの効きが良くならない、異音が発生するといった場合は故障の可能性が高いです。

不調の原因が分からないときはメーカーや修理業者に依頼して一度見てもらうことをオススメします。

エアコンの不調でお困りでしたら、ReAirの担当が迅速にご対応させていただきますので、ぜひご相談ください。

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まとめ

業務用エアコンの修理や買い替えには大きく費用がかかってしまいます。
エアコンを長持ちさせるために、定期的な掃除やクリーニングをぜひ行ってください。

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