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Q1. 夏と冬でエアコンの電気代はどちらが高くなりますか?
A. 一般的には「冬の暖房」の方が高くなる傾向があります。理由は外気温が低いことでエアコンの効率が下がり、室温を保つためにより多くの電力を消費するからです。
Q2. なぜ暖房のほうが電気代がかかるのですか?
A. 冷房は室内の熱を外に出す仕組みですが、暖房は外から熱を取り込む必要があるため、外気温が低いほど負荷が大きくなります。
Q3. エアコンはつけっぱなしとこまめに切るのでは、どちらが電気代を節約できますか?
A. 使用時間によります。短時間(1~2時間以内)ならこまめに切る方が節約になります。一方、長時間(3時間以上)使用する場合はつけっぱなしの方が消費電力の無駄が少なく、結果的に電気代が安くなることがあります。
夏と冬はエアコンが欠かせない季節で、室内で快適に過ごすためにはエアコンはほぼ必須と言えます。
しかし、エアコンの冷暖房は消費電力も高く、稼働時間も長くなりがちなため、電気代がどうしても気になるという方も多いのではないでしょうか。
この記事では夏と冬ではどちらが電気代が高くなるのか、節電を意識すべき時期はいつなのか、節電方法について詳しく解説しています。
結論から言うと、夏よりも冬の方が消費電力が多くなる傾向にあります。
節電が強く求められるのは夏なので、冬よりも夏の方が消費電力が多いようなイメージがあるかもしれませんが、実際は夏よりも冬の方が消費電力が多い傾向があります。
夏よりも冬の方が消費電力が多いと聞くと意外に思う方が多いでしょう。ではなぜ冬の方が夏に比べて消費電力が多くなるのか、その理由を解説していきます。
夏でも冬でも部屋の温度を快適に保つためにエアコンは使われます。この際の消費電力が多くなればそれだけ電気代も高くなるわけです。
消費電力の大きさはエアコンの設定温度と外気温の差に比例します。真夏日と呼ばれるような30℃を超す日であってもエアコンの効いた室内との温度差は10℃ほどですが、気温が一桁や零下になるような冬場では、外気温との差は15℃以上にもなります。
冬の方が外気温とエアコンの設定温度の差が大きく、その差を埋めるためにエアコンがフル稼働をするわけですから、冬の方が消費電力が大きくなるというわけです。
また、冬は日照時間が短く、家にいる時間が長くなるというのも冬の消費電力が多い理由になっています。家にいる時間が長ければそれだけエアコンをはじめとした電化製品を使う時間も長くなります。
外気温との差、日照時間の短さ以外にも、夏に比べて厚着になる冬は1日に洗濯しなければならない量が増えることも消費電力が大きくなる理由のひとつです。
さまざまな理由で消費電力が大きくなる冬。それでは、エアコンの使用による電気代を抑えるためにはどのような工夫が有効なのか考えていきましょう。夏と共通する節電方法もあるので、ぜひ実践してください。
エアコンの消費電力を抑えるためにまず行うべきことは、風量と設定温度の管理です。
まず風量について、おすすめは「自動」です。どのような動きをしているのかイメージしにくいので自動に設定している人は多くないでしょう。しかし「自動運転」は実は一番無駄のない設定なのです。
風量を自動にすると、設定温度になるまでは強風、設定温度に達したら自動的に微風や弱風に切り替わります。状況に合わせてエアコン側で風量を調整してくれるため、消費電力のムダが少ないこともメリットです。
強風になると出力が大きくなるので消費電力もかかるのではと疑問を抱くかもしれません。しかしそれは半分正解で半分誤りです。
その理由はエアコンは設定温度になるまでに一番電力を使うので、風量を多くしてなるべく早く設定温度に到達させることが節電になるからです。
たとえば夏の暑い日に外から帰ってきたとき「もったいないから」といって微風や弱風で涼しくなるまで長い時間我慢するのは節電の観点で考えると逆効果というわけです。
弱風や微風は、すでに室温が快適な状態になっているときに選択するようにしましょう。
もちろん手動で最初は強風にし、ちょうどよい温度になったら微風や弱風にしてもよいのですが、広いオフィスや飲食店できちんと管理するのは手間ですし、あえてそうする理由はありません。
風量を自動設定にしておけば、室温に合わせてベストな風量にしてくれるので節電と利便性の二点でメリットがありますよ。
また、こまめにエアコンを消すことは、むしろ消費電力を高めることになってしまうのでご注意ください。
夏の日の場合で考えると、部屋に帰ってきて暑いからエアコンをつける、部屋が冷えたので一度エアコンを消す、しばらくするとまた暑くなってきたので再度エアコンをつけるという流れになります。
エアコンはスイッチを入れてから設定温度に達するまでに多くの電力を使うので、暑くなる度にスイッチを入れて部屋を冷やすというのは電気代のことを考えるとやってはいけない行為です。
暑くなってから再度部屋を冷やすよりは、一度涼しくなった部屋の温度をキープする方が電力消費はずっと少なくて済みます。
設定温度は、夏は下げすぎず冬は上げすぎないようにしましょう。設定温度が1℃変わると消費電力が10%上がると言われているほどです。
節電を考える際に、エアコンの設定を調整することはとても重要です。また、買い替えのタイミングに合わせて節電効果の高い家電製品にすることも検討するとよいでしょう。
たとえば電球をLEDにするだけでも消費電力は大きく抑えられます。また、業務用エアコンについても10年前のものと最新のものでは節電性能には大きな差があります。
長く大切に使いつづけることも重要ですが、節電を考えるならタイミングをみて買い替えを検討することをおすすめします。
夏に比べ、冬の方がエアコンの消費電力は大きくなります。しかし、風量を自動に設定する、設定温度を調整するといった工夫や、省エネ性能の高い電化製品を利用することで電気代を節約することが可能です。
特にエアコンの設定に関しては費用を一切かけずにできる節約ですので、ぜひすぐにでも実践してみてください。
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