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2021.04.14業務用エアコン導入ノウハウ

【2021年度:業務用エアコン導入補助金】店舗当り最大1,000万円!?補助金を活用して業務用エアコンを導入しよう!

【2021年度:業務用エアコン導入補助金】店舗当り最大1,000万円!?補助金を活用して業務用エアコンを導入しよう!

この記事では、飲食店や美容室、保育園など人が集まる施設において業務用エアコンの導入を検討している方に向けて、環境省が実施している補助金について解説しています。

対象となる業種や条件などについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

2021年度の業務用エアコン導入補助金とは?

2021年度の業務用エアコン導入補助金とは?

今回ご紹介する補助金は、正式名称を「大規模感染リスクを低減するための高機能換気設備等の導入支援事業」と言います。

正確には業務用エアコンそのものに対する補助金ではなく、空気を入れ替えるために活躍する全熱交換機と呼ばれる「高機能換気設備」の導入に対する補助金です。

「高機能換気設備」とは、窓を閉めたままでも確実な換気が行えるもので、空調設備とは別に設置するものです。

給気・排気の両方をファンを使って一台で行うことで、確実な換気ができることに加えて、お互いの熱交換により温度変化の抑制が可能ですので、冷房中でも部屋の温度を上げずに済みます。

「高機能換気設備」と同時に「空調設備」も導入すれば、高機能換気設備と空調設備のどちらの導入費用も補助対象となるという補助金になっています。

補助金額と補助率は?

補助金の対象となる経費は換気設備と空調設備それぞれ最大で1,000万円まで、補助率は1/2となっています。

「高機能換気設備」と「空調設備」の合計金額ではなく、それぞれ1,000万円までが対象経費として計算されます。たとえば3,000万円かけて換気設備のみを導入した場合は、経費として計上できるのは1,000万円までとなり、それに補助率の1/2をかけた500万円がこの場合の補助金額となります。

さまざまなパターンの計算例は後述していますので、参考にしてください。

また、この補助金は「高機能換気設備」をメインとしたものなので、空調設備に対する補助経費は最大で換気設備と同額となっています。空調設備の方が換気設備より高額になっても、換気設備と同じ金額までしか補助されないので注意してください。補助金の対象となるのは設備費用と工事費用です。

いくつか導入例を見て補助金額を算出してみます。

1.換気設備500万円、空調設備500万円の場合

補助対象経費は1,000万円(500万円+500万円)で、補助率1/2をかけます。

1,000万円×1/2=500万円

この場合、補助金は500万円となります。

2.換気設備300万円、空調設備600万円の場合

補助対象経費は600万円(300万円+300万円)で、補助率1/2をかけます。

600万円×1/2は300万円

この場合の補助金は300万円です。

この例の注意点は、空調設備に対する経費は最大でも換気設備と同額で計算する点です。換気設備は300万円なので、空調設備は600万円ではなく300万円で算出します。

3.換気設備1,000万円、空調設備500万円の場合

補助対象経費は1,500万円(1,000万円+500万円)で補助率1/2をかけます。

1,500万円×1/2=750万円

この場合の補助金は750万円です。

4.換気設備1,500万円、空調設備1,500万円の場合

補助対象経費は2,000万円(1,000万円+1,000万円)で、補助率1/2をかけます。

2,000万円×1/2=1,000万円

この場合の補助金は1,000万円です。

この例の注意点は、経費対象として申請できるのは換気設備、空調設備それぞれ1,000万円までであるということです。1,500万円+1,500万円=3,000万円で、それに1/2をかけるという計算ではない点に注意してください。

5.換気設備1,000万円、空調設備1,200万円の場合

補助対象経費 2000 万円(1,000 万円+1,000 万円)で、補助率1/2をかけます。

2,000万円×1/2=1,000万円

この場合の補助金は1,000万円です。

しかし上記の場合であっても CO2の1tあたりの削減コストが、70,000[円/t-CO2]を超える場合は、算出方法が異なります。

削減コストが70,000[円/t-CO2]を超える場合は

補助対象経費×70,000[円/t-CO2]÷CO2の1tあたりの削減コスト[円/t-CO2]から求めた金額が補助対象経費の上限になります。

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補助対象となる業種

「大規模感染リスクを低減するための高機能換気設備等の導入支援事業」では、不特定多数の人が集まる施設が対象となっていますので、幅広い業種で補助金を受けられます。

具体的には以下のような場所での設備導入が対象となっています。

  • ・事務所
  • ・ホテルや旅館
  • ・病院、老人ホーム、福祉施設
  • ・百貨店、スーパー、理美容室
  • ・学校
  • ・飲食店
  • ・図書館、博物館
  • ・体育館、フィットネスクラブ
  • ・映画館、カラオケボックス、ボウリング場

対象外となるのは、駐輪場や住宅、工場、倉庫、運動場、卸売り市場です。また、開放性があり換気が必要のない場所も対象外となっています。

基本的に、人が集まり換気が必要な場所であれば補助対象であると考えればよいでしょう。

補助金を受けるための条件

補助金を受けるための条件

補助金を受けるためには、高機能熱交換型換気設備の導入が必須です。換気設備単一でもよいですが、空調設備も同時に導入すればそちらも補助金対象となります。

また、施設全体または設備を導入した部屋で設備導入前に比べCO2の排出量が3%以上の削減が見込まれることも条件となっています。この計算については、LED照明などを含めて満たしても構いません。

なお、CO2 削減量の補助金額に対する費用対効果を求める算定式から算定したCO2の1tあたりの削減コストが、

70,000[円/t-CO2]を超える場合は、

補助対象経費=必要経費×70,000[円/t-CO2]÷CO2削減コスト[円/t-CO2]

となるので注意してください。

補助金を受けるにあたっては、応募できる企業や団体にも以下のようなルールを満たす必要があります。

  • ・中小企業者
  • ・個人事業主
  • ・社会福祉法人 
  • ・医療法人
  • ・一般社団法人
  • ・一般財団法人及び公益社団法人・公益財団法人
  • ・地方公共団体(都道府県、政令指定都市を除く)
  • ・リース事業者

※複数の事業者で共同で申請することも可

この補助金は地方自治体が独自で行っているものではないので、地域の限定はなく、全国の事業所が応募可能です。

業務用エアコンの導入コストは?

業務用エアコンの導入コストは?

業務用エアコンには、天井埋め込み型、天井吊り型、壁掛け型、床設置型など、さまざまなものがありますが、エアコン本体の価格は10~30万円、設置工事費は最も高額な天井埋め込み型の場合は20~30万円ほどとなっています。

もちろん、部屋の広さによっては複数台設置することもあるでしょうが、大抵の事業者の場合は全額が経費対象となり、それに補助率の1/2をかけた金額がもらえる補助金となるでしょう。

ちなみに高機能熱交換型換気設備は、10万円程度のものが市場に多く出回っています。今回の補助金では高機能熱交換型換気設備の設置は必須なので、あわせて見積もりを取るとよいでしょう。

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夏が来る前に補助金を利用して新品の業務用エアコンを導入しよう!

今回ご紹介した大規模感染リスクを低減するための高機能換気設備等の導入支援事業」は、公募期間が令和3年3月16日(火)から4月27日(火)までとなっています。

換気設備と空調設備の合計で最大1,000万円もの補助金がもらえるチャンスは多くありません。公募期間は短いですので、早めに応募することをおすすめします。

詳しい申請方法などは、以下に貼ってある、この補助金事業を主宰している「一般社団法人 静岡県環境資源協会」の該当ページをご覧ください。

「一般社団法人 静岡県環境資源協会」

http://www.siz-kankyou.jp/2020hoseico2-2_kanki.html

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