省エネと快適性を両立する「ZEB」と空調・換気設備の役割
2024.11.22
コラム
カフェ内装作りのポイントとは?必要な備品についてもご紹介!
2024.11.05
内装デザイン
美容院の内装作りで重要な3つのポイントとは?おしゃれと機能性を兼ね備えた内装ににする方法を紹介
2024.11.01
内装デザイン
換気設備 2021.04.26
感染症やシックハウス症候群などの予防策や対策として重要な換気。
換気を行うことで健康面で得られる多くのメリットは、私たちの生活に大きく寄与されています。
換気を行う際は、一般的に換気扇などの換気設備を利用したり、窓を開けた換気を実施しますが、季節によっては室内温度を大きく変動させてしまいます。
しかし、ロスナイやベンティエールのような高機能換気設備(全熱交換器)を利用することで、室内温度を一定に保ちながら窓を開けずに換気することが可能です。
それだけではなく、高機能換気設備は機械で室内の空気を強制換気を行いますので、換気だけでなく湿気やニオイも一緒に排気していることはご存知でしょうか。
この記事では、高機能換気設備の換気以外にも期待できる効果について解説していきます。
目次
1970年、世界で初めて、紙でできた熱交換形換気機器(静止形)として、開発・発売したロスナイ。CO2(温室効果ガス)削減とエネルギー削減(節電)に貢献します。換気の重要性の注目が高まる昨今、お客様の「換気の困りごと」を解決し、ワンランクアップした室内環境に貢献する換気機器です。
引用元:ロスナイとは|三菱電機 空調・換気・衛生
ロスナイでは標準装備で外気清浄フィルターが搭載されています。
このフィルターは屋外の10μm以下の粒子を約80%以上カットし、室内へ屋外のホコリや花粉を入りこまさずに清潔な空気を取り入れ具ことができます。
また別売りで「微小粒子用フィルター」「高性能除塵フィルター」「NOxフィルター」の3つのフィルターがあり、それぞれ用途によって使い分けることができます。
室内の空気と外気を入れ替えるための換気設備において、室内から屋外へ排気する空気から熱・湿度を回収して、新たに屋外から取り入れる外気に移す温湿度交換により室内温度を保ち、換気に伴う冷暖房熱のロスを抑えるタイプの機器を全熱交換器と呼びます。全熱交換器はエアフィルター、エレメント(熱交換ユニット)、送風機などで構成されています。
引用元:全熱交換器(ベンティエール)とは|全熱交換器ユニットのメンテナンス|空調メンテナンスサービス|ダイキン工業株式会社
ベンティエールでは高性能エアフィルターを採用しており、屋外から取り込む外気の花粉や粉塵などのホコリをフィルターで吸着させ室内に入り込ませません。
また、ベンティエールのフィルターはお手入れが簡単で「かんたん操作リモコン」でフィルター清掃の時期をお知らせしてくれます。
高機能換気設備の導入を勧める業種は以下の6つです。
それぞれ理由を解説していきます。
レストランやカフェでは、注文に応じて調理をしますので、その際にニオイや煙が立ちます。
そのため、ニオイや煙が店内に充満しないように消臭しながら除去する必要があります。
介護施設利用者は高齢の方が多くあつまり、それぞれの方からの生活臭が発生し、入居者によっては寝たきりであったり、要介護が必要な方もいるため様々なニオイが発生します。
また介護施設利用者の健康面での安全性を考慮し、施設内の空気は清潔な環境を維持し、入居者やスタッフの快適性を確保する必要があります。
ペットショップでは、犬や猫など様々な動物や排泄物のニオイがどうしても発生してしまいます。
動物病院では、病院内に集まった動物たちからニオイが発生します。さらに病院内でも薬剤やアルコールなど特有のニオイが発生するため除去する必要があります。
病院やクリニックも、消毒薬や薬剤などの独特なニオイが発生しますので、それらを除去する必要があります。
また病院やクリニックでは、体調不良の方が多く訪れますので、空気環境は常に清潔に保ち二次感染を防ぐ必要があるため、行為脳換気設備が必要です。
美容室、理容室ではヘアカラーの染色材やパーマ剤のニオイを消臭する必要があります。
また消臭以外でも洗髪、ドライヤーで発生する湿気も排出する必要があります。
フィットネスジムでは利用者が運動し汗をかくことで体臭が発生します。
また複数の利用者が同時に運動をすることで、ジム内の二酸化炭素濃度も上昇し、清潔な空気環境を維持する必要があります。
高機能換気設備の導入で効率的に換気をすることによって、健康被害の防止や脱臭効果などが期待できます。
ここまで換気設備のメリットについて紹介してきました。
換気は健康面や臭い対策にとても有効なものですが、室内の空気を外に逃がし外気を取り入れるという性質状、空調効率が悪くなるというデメリットがあります。
店舗運営にとって、光熱費は固定費の中でも特に大きな割合を占めるもの。
そのため換気の重要性は理解しつつも、光熱費の高騰が気掛かりで導入に踏み切れないという企業様も多いです。
実は換気設備の中には高機能換気設備というものがあり、これには熱交換システムが搭載されています。
高機能換気設備は、熱交換システムが搭載されていることで室温を保ったまま換気が行えるという特徴があります。
通常の換気設備では、真夏の場合、外の暖かい空気が室内に入り、室内の冷えた空気を排出するため冷房の効率が悪いです。
これは冬の場合でも同様で、外の冷えた空気が入り室内の暖まった空気を排出してしまいます。
一方で高機能換気設備の場合は、夏は室内の冷えた空気を排出する際にその冷たさを給気に移し、冬は暖まった空気を排出する際にその熱を給気に移す仕組みになっています。
そのため室内の温度を保ったまま換気できるというわけです。
給気と排気の熱交換は、実際に空気を混ぜ合わせて行われるわけではありません。
給気の通り道と排気の通り道は分かれていますので、熱だけが交換できる仕組みになっています。
室内の汚れた空気と室内に取り込む綺麗な外気が混ざり合うわけではないので、ご安心ください。
熱交換システムによって、室温を保ったまま換気が可能な高機能換気設備であれば、空調負荷を軽減することができます。
臭いが気になる場所では、脱臭のためにも換気設備の導入がおすすめです。
換気設備の中でも熱交換システムが搭載された高機能換気設備は、窓を開けずに、室内の温度を維持したまま換気することができます。
店舗やオフィスなどで働く従業員や来店されるお客様へのアピールにもなりますので、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。
2024.11.22
コラム
2024.11.05
内装デザイン
2024.11.01
内装デザイン