2023.08.25コラム

入れ替えで不要になった業務用エアコンの処分方法とは

入れ替えで不要になった業務用エアコンの処分方法とは

業務用エアコンの使用できる期間はだいたい十数年ほどですが、入れ替える際、不要になったエアコンは、正しく処分しないと法律違反となり罰則の対象となる可能性があります。

そこで、この記事では、業務用エアコンを処分する方法についてご紹介していきます。

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家庭用エアコンの処分方法

業務用エアコンの前に、まずはご自宅や小規模施設などで使われる家庭用エアコンの処分方法について解説をしていきます。

家庭用エアコンを処分する際は、「家電リサイクル法」に分類されます。

家電リサイクル法とは、一般家庭や事務所から排出された家電製品(エアコン、テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)から、有用な部分や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律です。

(参照:経済産業省 家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法))

これまでに引っ越しなどで、テレビや冷蔵庫を捨てたことがある方もいらっしゃると思いますが、家庭用エアコンを処分する場合、入れ替えであれば家電量販店に依頼したり、自治体に依頼して処分してもらうといった方法があります。

業務用エアコンの処分方法

先述した通り、家庭用エアコンは、テレビ・冷蔵庫など他の家電と同様に捨てることができますが、業務用エアコンではそうはいきません。

業務用エアコンを処分する際に守らなければいけないのが、「フロン回収・破壊法」です。

この法律は、地球のオゾン層を保護して、地球温暖化を防止するために制定されています。

業務用エアコンにはフロンガスが含まれていて、そのまま捨てると大気中にガスが放出されてしまい、環境に悪影響を及ぼす可能性があるため、しっかりと処理してから捨てる必要があります。

そのため、自分で業務用エアコンを処分することはできません。

また、フロンガスを抜いた機器本体は、「廃棄物処理法」に従って処分します。

▼フロンガスについての詳しい情報はこちら

エアコンの冷媒R-22は生産終了?冷媒の基礎知識からR-22の規制理由を解説

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業務用エアコンの処分時に発行されるもの

フロンガスと機器本体を処分する際は、適切に処理が行われていることを把握・管理できるように、以下のような伝票がそれぞれ発行されます。

●フロンガス:フロン回収行程管理票

●ガス回収した機器本体:産業廃棄物管理票(マニフェスト)

これらが発行されることで、「〇〇の現場のエアコンはきちんと処分された」という証明になります。

まとめ

同じエアコンでも家庭用と業務用によって処分の方法は大きく異なります。

そして、業務用エアコンには地球環境に影響するガスが含まれていますので、適切な処理を行うことが重要です。

ReAirでは一都六県にて業務用エアコンの取り付け工事~撤去・処分までを一括で承りますので、ぜひ安心してお問い合わせください。

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