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2021.04.22業務用エアコン運用ノウハウ

何年くらい使えるの?業務用エアコンの寿命と買い替え時を解説

何年くらい使えるの?業務用エアコンの寿命と買い替え時を解説

飲食店やオフィスなど広範に設置される業務用エアコン。高性能なため導入費用は家庭用のエアコンよりも高額になるケースが多いです。

この記事では業務用エアコンの寿命や、買い替えと検討するタイミング、長持ちさせるコツなどを解説しています。ぜひ参考にしてください

一般的な業務用エアコンの寿命は何年?

一般的な業務用エアコンの寿命は何年?

ひと口に業務用エアコンといってもさまざまなタイプがあり、それによって寿命も異なります。

一般的の天井埋め込みタイプ・壁掛けタイプ・天吊りタイプ・床置きタイプの業務用エアコンだと寿命は6年ほど、吹き出し口と本体が分離しているビルトインタイプや吹き出し口だけでなく、吸込口も本体から分離しているダクトタイプだと10年から15年ほどと言われております。

もちろんこの寿命は、適切なメンテナンスをしていた場合であり、使い方が荒いと平均的な寿命よりもずっと早く故障してしまう可能性もありますので注意が必要です。

ちなみに、業務用エアコンを設置してから何年経っているか分からないという場合には、業務用エアコンの製造年がひとつの目安になります。製造年はエアコン本体の吹き出し口の下に設計上の標準使用期間が書かれたシールで確認できます。またシールがない場合には、室外機に記載されていることが多いのでチェックしてみてください。

本体にも室外機にも記載がない場合は、品番や型番、製造番号などからメーカーのホームページで調べられます。

寿命が近づくと至る所で故障やトラブルが起こりやすくなる

寿命が近づくと至る所で故障やトラブルが起こりやすくなる

業務用エアコンに限ったことではありませんが、寿命が近づくにつれエアコンの効きが悪くなる、異音や臭いがするなどのトラブルが起きたり、故障したりする可能性が高くなります。昨日までは問題なく使えていたのに、今日突然故障してしまうということもあります。

なるべくなら故障することなく、業務用エアコンを長く使用し続けたいですよね。業務用エアコンを長持ちさせるためにはいくつかのポイントがありますので確認していきましょう。

なるべく長持ちさせるためのポイント

業務用エアコンを長持ちさせるためのポイントは、家庭用のエアコンと共通しているところも多いです。自分でできるメンテナンスもありますので、ぜひ実践してみてください。

・室外機は風通しのよい日陰に

エアコンにおける室外機の役割は、ファンを回して室内機の熱を外に逃がす「放熱」です。つまり放熱が上手くできない環境にあれば室外機にも室内機にも過度な負担がかかり、故障しやすくなるというわけです。

室外機はなるべく日陰に置き、周囲にものを置かないようにしましょう。周囲にものがあると熱の逃げ道がなくなったり、放熱が非効率になったりするからです。

・使わない時期も月に1度はならし運転を

業務用エアコンは、実はまったく使用しない期間が長く続くと壊れやすくなります。少し意外な気がするかもしれませんが、使わないと壊れやすいのは自動車やバイクでも同じですよね。

長期間使用しないとフィルターにホコリがたまりますし、喫煙者がいる場所のエアコンならフィルターに不純物がたまったことが原因で故障することさえあります。月に1回程度は点検をかねてエアコンを動かしてみましょう。

業務用エアコンを稼働させない期間中はカバーをかけておくと汚れがたまるのが防げます。ちなみに夏や冬など、エアコンを頻繁に使用する期間の場合は、フィルターは2〜3週間に1回のペースで掃除するのがおすすめです。業務用エアコンであっても、自分でフィルターは外せますので是非清掃してみてはいかがでしょうか。

飲食店のような場所ではフィルターが油汚れのようにベタついてしまうことがありますが、その際は中性洗剤で洗ってください。洗った後は風通しのよい日陰で完全に乾かしてからエアコン本体に取り付けるようにしましょう。

・温度設定を極端にしない

業務用エアコンは家庭用エアコンと比べて丈夫で高性能ではありますが、過度な負担を与えてしまうと故障の原因になってしまいます。

真夏や真冬は、設定温度を外の気温よりもかなり涼しくしたり暖かくしたりしがちですが、その設定温度を極端に変えてしまうとエアコン本体に強い負担がかかります。具体的には、外の気温と設定温度の差は5℃以内に抑えておくことで負担を軽減し故障しにくくなります。

エアコンの買い替え時のタイミングは?

エアコンの買い替え時のタイミングは?

適切なメンテナンスをしても故障をしたり、修理が必要になったりすることがあります。買い替えや修理を検討する際には、エアコンにどのような症状が出るのか紹介します。

・エアコンがあまり効かない

なんだかエアコンの効きが悪いなと感じたら、故障を疑う前に設定温度の確認をしましょう。設定温度に問題がなければ、本体のフィルター掃除と、室外機の裏側の放熱フィンと呼ばれる部分を掃除します。

放熱フィンは、室外機の裏側や側面にある薄い金属板のことです。室外機は外に設置するものなので、定期的に確認しないと放熱フィンが目詰まりしていることがあります。

放熱フィンは、指で強めに押すだけでも曲がってしまうようなものなので、掃除をする際は力任せに行わず、優しく歯ブラシなどでかき出すとよいでしょう。

本体のフィルターと放熱フィンを掃除してもエアコンの効きが悪いままなら修理や買い替えを検討してください。

・異臭がする

エアコンの風が臭うという際の原因は、本体内部のホコリやカビです。これらは主にフィルターに付着するので、異臭がする場合はまずフィルター掃除をしてください。フィルター掃除をしても改善されない場合は、フィルターよりも奥の部分にカビが発生している可能性が高いです。

フィルターよりも奥の部分は自分では清掃することが難しいので、業者にクリーニングをしてもらうことをおすすめします。業者にクリーニングをしてもらっても変化がない場合は、買い替えを検討しても良いかもしれません。

業務用エアコンのタイプによって異なりますが定期的なフィルター掃除が面倒だという場合には、自動クリーニング機能のついている業務用エアコンにするという選択肢もあります。もし買い換えるのなら自動クリーニング機能のあるものを候補に入れるとよいでしょう。

・異音がする

エアコン本体の内部や、室外機から聞いたことのないような大きな音が聞こえてくる場合は、故障を疑った方がよいでしょう。

エアコン本体のフィルターの目詰まりによる異音の可能性もありますが、フィルター掃除をしても改善しない場合は、エアコン内部の故障である可能性が高いです。エアコンを停止して、メーカーや業者に相談する必要があります。

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修理と買い替えはどちらがよい?

修理と買い替えはどちらがよい?

エアコンが不調の場合、それを改善するには「修理」と「買い替え」の2つの方法があります。

一概にどちらが良いというものではありませんが、修理できる場合でも買い替えた方が安くなる場合がありますので業者からの見積書と買い替えた場合のコストを照らし合わせて判断するのも一つの手です。

また、業務用エアコンを修理や買い替えをした場合、当然一定期間はエアコンが使用できませんのでその点も留意しなければなりません。

たとえば飲食店で真夏にエアコンが故障してしまえば、店内を冷やすことが出来ませんのでお店への客足に直接影響することが考えられます。エアコンが欠かせない時期であれば、エアコンが再び使用できるまでの期間も考慮した上で修理か買い替えかを判断する必要があります。

まとめ

業務用のエアコンは、大勢の人が利用するものです。そのため故障や不具合があればその分多くの人に影響があります。

エアコンの寿命を延ばすためだけでなく、小さな異変にも気づいてすぐに対処できるように定期的なメンテナンスを行うようにしてください。

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