換気設備 2023.10.15

換気設備とは?換気の問題は高機能換気設備で解決!

換気設備とは?換気の問題は高機能換気設備で解決!

換気は快適な生活を送る上で重要な役割があり、昨今では季節を問わず換気に対する意識や関心が高まっています。

換気は室内へ新鮮な空気を取り込み、汚れた空気を入れ替えるだけではなく、さまざまな効果や目的があります。飲食店の場合は調理場で発生するニオイや熱、湿気などを外に出す目的があります。オフィスなどの事務所であれば、人の往来が多いので二酸化炭素やチリ・ホコリなどの排出を行うために換気設備を稼働させます。

しかし、一般的な窓開けや換気扇による換気は、外気をそのまま取り込むため空調効率が悪くなってしまうという課題があります。室内がなかなか設定温度に達しなかったり、光熱費がかさんだりすることもあります。

そこでこの記事では、空調効率を保ちながら換気ができる「高機能換気設備」や、機械を利用した換気方法の紹介とその効果について解説します。

高機能換気設備とは

高機能換気設備(全熱交換器)とは、換気設備一つで「給気」と「排気」の両方を担い、かつ室内の熱を再利用できる設備です。

通常、換気を行う際は給気口と排気口の2つが必要でしたが、高機能換気設備は1台で両方の役割を果たすため、効率的な設計が可能です。国内ではダイキンの『ベンティエール』と三菱電機の『ロスナイ』が代表的です。

〇ダイキン工業:ベンティエール

〇三菱電機:ロスナイ

ベンティエールとロスナイの基本的な機能に大きな差はなく、どちらも高い熱交換率を誇ります。壁掛けタイプから天井埋込型まで形状も豊富なため、現在の環境に合わせた機種選定が可能です。設置をご検討の際は空調専門業者へご相談ください。

参考記事:高機能換気設備とは?一般的な換気設備との違いや換気方法について解説

機械換気とは

機械換気のイメージ

機械換気とは、ファンなどの機械装置を利用して強制的に換気を行う方法です。窓を開ける自然換気とは異なり、気象条件に左右されず、短時間で確実に室内の空気を入れ替えることができます。人が集まる店舗やオフィスでは、建築基準法で定められた「必要換気量」を維持するために必須の設備です。

機械換気は「給気」と「排気」の組み合わせにより、主に以下の3つの方式に分類されます。

第一種機械換気方式

第一種機械換気方式の図解

給気と排気の両方を機械で行う方式です。最も計画的かつ効率的に換気ができるため、オフィスビルや高気密住宅で採用されています。高機能換気設備もこの方式に含まれます。

第二種機械換気方式

第二種機械換気方式の図解

給気を機械で行い、排気を自然換気(排気口)で行う方式です。室内が「正圧(外より圧力が高い状態)」になるため外部からの汚染物質が入りにくく、病院のクリーンルームや手術室などで採用されます。

第三種機械換気方式

第三種機械換気方式の図解

給気を自然換気(給気口)で行い、排気を機械で行う方式です。最も普及している方式で、キッチンや住宅、飲食店などで、発生した煙やニオイを速やかに排出するのに適しています。

参考記事:換気方法に種類がある?換気について徹底解説!

換気が難しい環境でもできる対策

窓がない、あるいは外的要因で窓を開けられないといった「換気が難しい環境」でも、適切な機械換気設備の導入で解決できます。

換気扇の増設による第三種機械換気方式の強化

窓がない環境でも、排気側に強力な換気扇を導入することで、汚れた空気を強制的に排出できます。これが最もシンプルで低コストな解決策です。ただし、排気する分だけ外気を取り入れる必要があるため、給気経路(給気ガラリなど)の確保もセットで考える必要があります。給気が不十分だと、ドアが開かなくなったり、異音がしたりする原因になります。

また、先述した「高機能換気設備」であれば、給排気を1台でまとめて管理できるため、ダクトスペースが限られている環境でも非常に有効な選択肢となります。

川崎市の空調換気設備の取付工事業者 川崎市の空調換気設備の取付工事業者

高機能換気設備は効率的な空間換気が可能

換気が難しい場所で特におすすめなのが、第一種機械換気方式の一つである高機能換気設備です。導入することで得られる具体的なメリットを見ていきましょう。

室内温度を維持したまま換気する仕組み(熱交換)

高機能換気設備は「熱交換」という仕組みを持っています。夏は冷房で冷えた室内の空気の「寒さ」を、取り入れる外気に移して冷やします。逆に冬は暖房の「熱」を外気に移してから取り入れます。

一般的な換気扇では、せっかく冷暖房した空気をそのまま外に捨ててしまいますが、高機能換気設備は熱の約60~80%を回収して室内に戻します。そのため、エアコンの負荷が大幅に軽減され、電気代の節約につながります。

CO2センサー連動による自動最適化

最新の機種では「CO2センサー」との連動が可能です。室内の二酸化炭素濃度をリアルタイムで検知し、人が多いときは風量を強め、人が少ないときは弱めるという自動制御が行えます。これにより、常に快適な空気環境を維持しつつ、無駄な電力消費を抑えることができます。

長く使い続けるためのメンテナンス

高機能換気設備は、室内の空気を清潔に保つためにフィルターが内蔵されています。フィルターが目詰まりすると、換気効率が落ちるだけでなく、熱交換率も低下してしまいます。

  • 定期的なフィルター清掃:数ヶ月に一度、掃除機や水洗いでホコリを取り除きます。
  • エレメント(熱交換素子)の交換:数年に一度、中核部品であるエレメントの点検・交換を推奨します。

メンテナンスを適切に行うことで、設備の寿命を延ばし、導入時の高い性能を維持することができます。

おすすめの機種紹介

ダイキン:ベンティエール 天井埋込ダクト形 VAM150HS
商品詳細はこちら三菱電機:ロスナイ 天井埋込形 LGH-N15RXW
商品詳細はこちら

これらの機種は、外気取り入れ口に高性能フィルターを設置することで、ホコリや花粉をブロックしながら清潔な空気を供給できます。また、乾燥が気になる季節に嬉しい加湿機能付きモデルもラインナップされています。

ダイキン:加湿付ベンティエール VAM15HMS
商品詳細はこちら三菱電機:加湿付ロスナイ LGH-N15RKX2
商品詳細はこちら

適切な機種選定には、室内の広さや用途に応じた「必要換気量」の計算が不可欠です。詳しくは以下の記事をご参照ください。

参考記事:【換気&浄化済み ステッカー プレゼント!】お客様に安心してご来店いただくために

高機能換気設備のご相談はReAirへ

ReAirでは、お客様の現場状況やご要望に合わせて、最適な高機能換気設備をご提案させていただきます。お見積りや機種選定のご相談など、お気軽にお問い合わせください。

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