ネイルサロンの内装はコンセプトに則したデザインと清潔感を

ネイルサロンの内装は、お店のコンセプトやターゲット層によって大きく変わります。

それぞれの重視するイメージや、サービスの特徴に合わせた内装デザインが必要です。

この記事では、ネイルサロンの内装でコンセプトごとに重視するポイントや、物件の選び方に応じた内装工事について解説していきます。

ネイルサロンの内装はコンセプトに合わせたデザインを

ネイルサロンの集客には、ネイリストの技術力はもちろん、技術以外にも、リフレッシュやリラックスできる空間を求めているといった場合もあります。

素敵なサロンは顧客満足度向上にもつながるため、コンセプトに合った空間を作り上げていきましょう。

以下は、ネイルサロンのコンセプトを大別したものです。

それぞれの異なる点を確認していきましょう。

 

高級ネイルサロン

日常生活とは離れ、高級感を前面に出したネイルサロンです。

内装では、高級感を演出するために、シックで落ち着いた色調、ソファや椅子などの家具は、上質なものがおすすめです。

照明には間接照明を使うと、よりリラックスできる雰囲気を作り上げることができます。

 

カジュアルネイルサロン

ターゲットの多くは学生や若い方向けになることが多いため、明るく清潔感のあるデザインがおすすめです。

また、インスタ映えするデコレーションやディスプレイを設置することで、SNSによる集客も望めます。

 

プライベートネイルサロン

お客様同士が顔を合わせることなく、よりプライベート感を出すのがプライベートサロンです。

個室や半個室を多く設け、プライバシーを重視していきましょう。

居心地の良い落ち着いた空間を作り上げるには、シンプルで洗練されたデザインがおすすめです。

ネイルサロンの内装工事はお店の形態によって大きく異なる

ネイルサロンは規模が幅広く、一人用の小規模なサロンから大人数に対応できるサロンまで多種多様です。

また、以下のようにお店の形態によっても必要な内装工事が異なるため、自分が望むお店の形態を明確にしていきましょう。

 

スケルトン物件を借りて一から作り上げる

スケルトン物件を契約して一からサロンを作り上げる場合は、壁･床や天井、電気工事や設備工事など大掛かりな工事が必要です。

 

居抜き物件を借りてコンセプトに合わせて改良する

元々アパレルのお店が入っていたり、同じようなネイルサロンが入っていた物件を居抜きで借りられる場合は、スケルトンに比べて工事費用を抑えられる傾向があります。

壁紙や床材を変えるだけで印象は大きく変わりますので、コンセプトに合わせて改良しましょう。

ただし、契約前には設備機器が故障していないかを確認しておきましょう。

設備の入れ替えとなると、大きな工事が必要なケースもあります。

 

美容院やエステサロンを間借りする

美容院やエステサロンの一角を間借りする場合、工事費は不要で賃料だけで済む場合があります。

注意すべきは、サロンコンセプトと方向性が似ているサロンを探すことです。

 

自宅の一部屋を改装する

自宅の一部を改装する場合は、壁紙などを新しくし、生活感がでないようにすることがおすすめです。

また、フローリングやカーペットにネイル液が付くと剝がしにくくなるため、使う素材にも注意が必要です。

ネイルサロンの内装：自宅・店舗両方に必要な空間と重視するポイント

ゆったりとくつろげる空間を提供することによって、リピートにつながる場合もあります。

サロンには自宅で味わえない非日常感や、おしゃれで癒やされる空間などを求めて来店される方もいます。

そして、サロンで重視すべき主なポイントは次の2点です。

清潔感

店内の清潔感は、安心感にもつながってきます。

前述したように、床材はフローリングやカーペットなどではなく、メンテナンスがしやすい材質を利用することが大切です。

 

快適性

お客様は長時間滞在されることもあるため、室内環境にも注意が必要です。

空調の設定温度はもちろん、こまめな換気も大切です。

中には空調が効きすぎると感じる方もいるため、ひざ掛けなどを用意しておくのもおすすめです。

さいごに

ネイルサロンは大がかりな機材が不要で、広いスペースも必要としないことから、個人でも開業しやすいという特徴があります。

お客様がリラックスして施術を受けられるように、コンセプトに合った快適な空間を作り上げていきましょう。

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