2021.07.03業務用エアコン運用ノウハウ

不調は突然に!業務用エアコンが効かなくなる原因と理由を解説!

不調は突然に!業務用エアコンが効かなくなる原因と理由を解説!

四季がある日本ではエアコンの存在はとても大きいです。特に夏場・冬場はエアコンが大活躍しますよね。この記事では日常生活に欠かせない業務用エアコンが効かなくなる原因について解説しています。

故障かどうかをチェックする方法も述べていますので、ぜひ参考にしてください。

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業務用エアコンが効かなくなる原因とは?

業務用エアコンが効かなくなる原因とは?

エアコンの調子が悪くなる原因はいくつか考えられます。エアコンの効きが悪くなったと思ったらまずは今回紹介する箇所をチェックしてみてください。

冷媒機能が仕事してないかも?

エアコンにおける冷媒(れいばい)とは、エアコンから冷たい空気や暖かい空気を送るために必要なものです。つまり冷房にしているのに冷たい風が出ない、暖房なのにあたたかい風が出ないといった症状の場合は、冷媒機能が上手く働いていない可能性が高いです。

冷媒機能が上手く働かない原因の1つには、コンプレッサーと呼ばれるエアコンの心臓部の動きが重要になります。コンプレッサーの調子が悪いと冷媒機能が上手く働かないというつながりがあるのです。

コンプレッサーが正常に作動しているかをチェックするには、室外機を調べます。室内機を冷房運転にして、室外機から温風が出ていれば問題はありません。逆に温風が出ていなければ故障の可能性が高いです。

ホコリが溜まってしまっているかも?

意外と見落としがちなのが、エアコン本体のフィルターにホコリがたまっているパターンです。

フィルターが目詰まりしていればいくら故障をしていなくても、エアコンの効きが悪くなります。業務用エアコンであっても、自分でフィルターは外せるので定期的に掃除をするようにしてください。

フィルターの掃除方法は、まずホコリを掃除機で吸い取ること。大量のホコリがある場合は、歯ブラシなどで軽くこすりながら水洗いするとよいですよ。フィルターが油汚れのようになっている際は水では汚れが落ちないので中性洗剤を使って水洗いするのがおすすめです。

洗ったフィルターは水気を払って陰干しし、完全に乾いてから元に戻してください。このときの注意点は直射日光に当てて乾かさないこと。特に真夏の強い日差しは、その熱でフィルターが変形してしまう恐れがあります。

早く乾かしたいときはタオルで水気を拭きとったり、ドライヤーや扇風機などで冷たい風を当てたりするとよいですよ。

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不調になってしまう理由(使い方)とは?

不調になってしまう理由(使い方)とは?

エアコンの効きが悪くなる原因は、普段の使い方にもあります。ひとことで言えばエアコンを酷使すればその分、調子は悪くなりやすいです。

こんな使い方してませんか?

まず注意したいのはエアコンの連続使用です。24時間人が出入りする店舗やオフィスの場合はやむをえないこともありますが、エアコンがずっと稼動しているとその分、調子は悪くなりやすいです。

また、エアコンの出力(馬力)と部屋の広さや用途が合っていないと、いくらフル稼働してもエアコンは効きづらいです。業務用エアコンは家庭用のものと比べて出力は大きいですが、同じ広さでもオフィスと飲食店では必要な馬力は異なります。

家庭用のエアコンでたとえると、20畳ある広いリビングで6畳用のパワーの弱いエアコンを設置してもエアコンは効かないわけです。

業務用エアコンにも、さまざまな出力のものがありますので、使用場所や用途にあったエアコン選びができていないと、エアコンの効きは悪くなります。

室外機が原因なんてことも!

室外機が原因なんてことも!

室内に設置されているエアコン本体の不調で効きが悪くなるパターンだけでなく、室外機に不調の原因がある場合もあります。エアコンのフィルター掃除をしたのに改善が見られない場合は、室外機もチェックしてみてください。

自分でもできる室外機のチェック項目

まずチェックしたいのはそもそも室外機が動いているかです。室内にあるエアコン本体が動いていても、室外機だけは動いていないことがあります。

次に、室外機が汚れていないかを確認します。室内機と同様にホコリがたまっていれば室外機の役割である熱交換が上手くできません。また庭の雑草が入りこんでいるパターンもあるので、注意してください。

室外機にしっかりと働いてもらうために、室外機の周りに自転車や植木を置かないようにしてください。室外機は屋外の空気を吸い込み、部屋から運ばれた熱とともに屋外に吹き出す役割があります。

つまり、冷房中は部屋の中の空気の熱を逃がすという役割が室外にあるわけです。しかし、室外機の周りの物があると、上手く熱が逃がせなくなり結果としてエアコンの効きが悪くなります。

冷房中は室外機から暖かい風が、暖房中は冷たい風が出ます。きちんと風が出ているかもあわせてチェックするようにしてください。

また、室外機の裏側には熱交換器と呼ばれる銀色の鉄板があります。これが汚れていると室外機の機能が上手く果たせなくなるので、もし汚れていたら掃除をするようにしてください。

熱交換器は冷房時は熱く、暖房時は冷たいのが正常な状態です。もしそうなっていなければガス漏れの可能性が高いので早めに業者やメーカーに問い合わせるようにしましょう。

さまざまなことを試しても改善が見られない場合は、ブレーカーを一度落としてみるのも方法のひとつです。エアコンも機械なのでコンピューターが上手く動いていない場合があります。

PCの調子が悪いときに再起動やシャットダウンをするのと同じように、一度ブレーカーを落としてみてください。エアコンのスイッチを切るだけだと設定が残ってしまうので、ブレーカーから電源を落とすようにしてください。

まとめ

業務用のエアコンは家庭用のエアコンに比べ耐久性が高く設計されています。しかし、使い方が悪かったりメンテナンスを怠ったりすれば、突然調子が悪くなることもあります。調子が悪いなと思ったら今回紹介した方法で室内機・室外機をチェックしてみてください。

業務用エアコンの修理は費用が高額になることが多いです。調子が悪くなってから対処するのではなく、正しい使い方とこまめな掃除、そして業者に依頼して定期的なクリーニングをすることで壊れにくい環境にすることが重要です。

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