2021.05.01業務用エアコン導入ノウハウ

人が多く集まる学校は特に気をつけたい!高機能換気設備を導入して良質な空気環境を保とう!

人が多く集まる学校は特に気をつけたい!高機能換気設備を導入して良質な空気環境を保とう!

とどまることを知らない新型コロナウイルスの感染拡大や、度重なる緊急事態宣言の影響で、室内の環境に関する注目度が高くなっています。

この記事では、「学校」という空間における換気の重要性や、効率的に換気を行うための設備について解説をしていきます。

導入にあたっての補助金制度についてもご紹介いたしますので、ぜひご参考ください!

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学校には不特定多数の人が集まる

クラス編成によっても異なりますが、一クラスにつき何十人と人が集まり、机同士に一定の距離はあるものの、ソーシャルディスタンスを保つほどの距離を取るのはなかな難しいのではないでしょうか。

人が多い教室は、それだけ密閉・密集・密接の3密のうち、密集かつ密接になりやすい場所です。

とは言っても、学校は共同生活を行う場であり、教室の広さや数、人クラスあたりの人数も急には変えられません。

そのため、まず真っ先にできる感染対策として、手洗いうがいや、室内の換気をしっかりと行うということが大切です。

教室に高機能換気設備を導入

感染対策の一つでもある換気にて一番望ましいのは、換気設備を導入することです。

換気となると窓開け換気が一番手軽ですが、機械を利用して換気を行えば、室内の環境を清潔に保てるので、新型コロナウイルス対策としてだけでなくインフルエンザなどの対策にもつながります。

換気とは、室内の汚れた空気を外に逃がす排気と、外の新鮮な空気を部屋に取り込む給気の2つを合わせたものです。

機械を使って換気を行う際、給気のみ・排気のみを機械で行う場合がありますが、高機能換気設備は給気と排気の両方を1台の機械で行うものになります。

高機能換気設備を導入するメリット①

メリットとしては、まず効率よく空気を循環できるといったことが挙げられます。

教室のドアや窓を開放するよりも、素早く全体の空気が入れ替えられ、そもそも機械で換気を行うのでドアや窓を開ける必要がなくなります。

学校におけるシーンでいえば、音楽の授業などの大きな音が出る場合だけではなく、テスト中のような集中したいときでも窓を閉めたままにできるのは大きなメリットです。

高機能換気設備を導入するメリット②

さらに注目したいメリットとしては、室内の温度を保ったまま換気ができるという点で、これは高機能換気設備に搭載されている熱交換システムの働きによるものです。

通常の換気の場合、夏は冷房で冷やされた室内の空気が外に排出され外気の暑い空気が室内に入り、冬は暖まった空気が外に出て冷たい空気が室内へと入ってきてしまいます。

つまり換気を行うことで空調効率を下げることになり、結果として光熱費の高騰を招いてしまうということです。

光熱費は毎月かかる固定費としてはとても大きな割合を占めるもの。

教室における換気は生徒や教師の健康のためにも重要ですが、かといって光熱費が上がってしまうのもよくありません。

高機能換気設備であれば、空調効率を下げることなく換気ができるので光熱費を抑えられます。

そして、光熱費だけではなく空調がフルに稼働し続けるため空調にも負荷がかかりますので、光熱費・空調負荷軽減の視点からも、高機能換気設備の導入はおすすめです。

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高機能換気設備の導入には補助金制度がある

高機能換気設備の導入には大規模感染リスクを低減するための高機能換気設備等の導入支援事業という補助金制度が設けられています。

※現在は公募が終了しております。

【2023年最新の補助金・助成金情報はこちら】
●【空調・換気設備】補助金・助成金を使って工事しませんか?

この補助金は高機能換気設備とともに空調設備も更新した場合のみ、空調設備に関しても補助されます。

補助金の対象となる経費は換気設備と空調設備それぞれ最大で1,000万円までで、補助率は対象経費の1/2となっています。

「高機能換気設備」と「空調設備」の合計金額ではなく、それぞれに1,000万円が対象経費として計算されます。

たとえば3,000万円かけて換気設備のみを導入した場合は、経費として計上できるのは1,000万円までとなり、それに補助率の1/2をかけた500万円がこの場合の補助金額となります。

また、換気設備を500万円、空調設備を500万円かけて導入した場合、補助対象経費は1,000万円(500万円+500万円)です。

それに補助率の1/2をかけた500万円が受け取れる補助金となります。

また、この補助金は「高機能換気設備」をメインとしたものなので、空調設備に対する補助経費は最大で換気設備と同額です。

空調設備の方が換気設備より高額になっても、換気設備と同じ金額までしか補助されないことと、高機能換気設備と同時の導入でないと空調設備には補助金が出ませんので、あわせて注意が必要です。

※上記はあくまで一例です。

まとめ

学校のようにたくさんの人が集まるところでは、3密を回避するためにもまずが重点的に換気を行うことが大切です。

高機能換気設備を導入すれば、効率的に換気ができるだけでなく、換気をしながら空調負荷を軽減することができます。

今後新型コロナウイルスの感染拡大が終息したとしても、インフルエンザや風邪、シックハウス症候群などの対策としてはやはり換気が重要です。
今回ご紹介した高機能換気設備ですが、ダイキンからはベンティエール、三菱電機からロスナイという商品が販売されています。

ReAirではお客様の環境にあった設備を一から選定し、工事後のアフターサービスまで行うことができますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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