2021.04.23業務用エアコン導入ノウハウ

人が密集、密接する会議室だからこそ高機能換気設備の導入がおすすめ

人が密集、密接する会議室だからこそ高機能換気設備の導入がおすすめ

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、オフィスや飲食店といった人が集まる場所における空気への関心が高まっています。

今回はオフィスにある会議室に焦点を当てて、換気の重要性や換気を効率的に行うための設備について解説していきます。

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会議室が換気できないとどんな影響を及ぼすのか

会議室が換気できないとどんな影響を及ぼすのか

換気が重要なのは「新型コロナウイルス対策」のためだけではありません。2003年の時点で、すべての建築物を対象に機械換気設備の設置が建築基準法で義務付けられています。

換気ができないことによる悪影響は主に以下の2点です。

室内に有害物質が増える

換気とは新鮮な空気を取り込む「給気」と、汚れた空気を外に出す「排気」をセットにしたものです。換気が行われないと、綺麗な空気が入ってくることも、汚れた空気を逃がすこともできないので、室内の空気は汚れ続けます。

その結果として起きるのが有害物質の増加です。衣類についた花粉やPM2.5などのアレルギー物質やシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドのような有害物質の濃度が高まり、目がチカチカしたり鼻水が出たりといったものから、吐き気や頭痛を引き起こすといった重い症状が出ることがあります。

室内の二酸化炭素濃度が高まる

換気が行われないと、室内の二酸化炭素濃度も高まります。その結果、呼吸が息苦しくなったり頭痛を起こしたりすることがあります。

換気が行われないと健康に悪影響を及ぼすようになるのは、建物の高気密化に要因があります。いわゆる従来の日本的家屋は風通しがよいものでしたが、近年では断熱性や気密性に優れた建材で建てられるようになっています。そのため、意識して換気をしなければ空気は循環せず、汚れた空気が室内にとどまってしまうのです。

もちろん高気密化されている場所としては今回取り上げている会議室も例外でありません。

会議室を利用する際は「3密」に注意する以外にも換気設備を見直そう

会議室を利用する際は「3密」に注意する以外にも換気設備を見直そう

密閉・密集・密接をあわせたいわゆる「3密」は、新型コロナウイルス対策として認知度が高い言葉です。

簡単に説明すると、密閉とは部屋が密閉空間であること、密集は人がたくさん集まったり少人数でも距離が近かったりすること、密接は人同士が手の届く距離で会話や運動などをすることを指します。

換気は、3密のうち密閉を避けるために行うことです。密閉の回避については、部屋が広いから問題ない、狭い部屋は危険ということではなく、換気が重要だとされています。

社外秘となるような内容、まだ他の社員にも知らせるべきではないような内容が話し合われる会議室は、その重要性から長時間の密閉空間となってしまっていることが少なくありません。

とはいえ、定期的に換気をしながら会議をしたりドアを開けたまま会議をしたりするのは難しいでしょう。密閉空間になりがちな場所は、それ相応の理由がある場合もあります。そこで選択肢の1つとして挙げられるのが換気設備の見直しです。

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高機能換気設備は換気機能の向上以外にも室温を保つ事で得られる効果がある

高機能換気設備は換気機能の向上以外にも室温を保つ事で得られる効果がある

換気をする機械と聞くと、換気扇を思いうかべる方が多いでしょう。換気扇は煙や湯気などを外に逃がすために使用するので、主な役割は排気です。換気を効率的に行うには、給気と排気のどちらもが重要になります。

換気設備には、給気と排気を1台の機械で行えるものがあります。基本的には空調とは別に設置します。

しかし、空気を入れ換える換気には1つデメリットがあります。そのデメリットとは、換気が室内の空気を外に逃がし、外気を取り入れるというものである以上、空調効率が下がってしまうことです。

夏であれば冷房で冷えた室内の空気が外に逃げ、むんむんと熱い空気を取り込むことになりますし、冬であれば暖房であたたまった室内の空気が外に、外の冷たい空気が室内に入ってくることになります。

そのため、せっかく空調を使って適温にした空気を逃がすことになり、空調効率が悪くなり、結果として光熱費も高くなってしまうという問題が起きます。

通常の換気設備であれば空調効率が悪くなるというデメリットがありますが、そのデメリットを解消できる設備として、高機能換気設備というものがあります。

高機能換気設備の最大の特徴は、室温を保ったまま換気を行えるところです。機械で行う通常の換気のデメリットを補えている点が高機能たるゆえんです。高機能換気設備が通常の換気設備と異なるのは、熱交換システムを搭載している点です。

熱交換システムが搭載されていることにより、夏は室内の冷えた空気を排出する際にその冷たさを給気に移し、冬は暖まった空気を排出する際にその熱を給気に移す仕組みになっています。この仕組みにより、室内の温度を保ったまま換気が可能というわけです。

室内の温度を保ったまま換気できるので空調効率は良くなり、結果として光熱費を抑えられます。給気も排気も1台で行うため、窓を開けずに換気ができるという特徴もあります。

熱交換は、きれいな空気と汚れた空気が混ぜ合わせて行われるのではなく、給気と排気の通り道が分かれている状況で熱だけを交換するようになっています。そのため室内の空気が汚れてしまう心配はありません。

まとめ

密閉にも密接にもなりやすい会議室という場所において、換気は非常に重要な項目です。機械の力で換気を行えば、ドアや窓を開けるよりも効率的に空気の入れ替えができます。

そして、換気設備の中でも熱交換システムが搭載された高機能換気設備なら、室温を大きく変動させることなく換気ができ、結果として光熱費を抑えられます。

光熱費を抑えることはそのまま消費電力を減らすことにつながりますので、企業として取り組めば環境に配慮しているというアピールにもなるでしょう。そして何よりも効率的に換気を行うことは従業員の健康にも貢献します。

現在は、高機能換気設備の導入について大型の補助金制度が設けられています。会議室をはじめとしたオフィス内の密が気になる場所に、導入の検討をしてみてはいかがでしょうか。

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